シラバス情報

授業科目名
卒業論文(構想・準備)
開講年次
4年
開講年度学期
2023年度前期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
J-SG-481T
担当教員名
信木 伸一
担当形態
単独
【科目の位置付け】
卒業論文の研究指導
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
卒業論文(制作)
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)
先行研究を踏まえて研究課題を設定し、資料や現象の調査を行い、これを問題解明に有効な視点で分析・考察して、得られた成果を論文にまとめる準備を行います。研究作業を通して得られた知見を、他者と共有し議論しながら、専門分野の学修を深化させます。
(受講生の到達目標)
到達目標1: (知識・技能) 自分の研究テーマに関連した先行研究の内容を正確に捉えて文章にまとめることができ、自らの研究課題を焦点化して適切なキーワードでとらえることができる。
到達目標2 :(思考力・判断力・表現力) 課題解決に有効な研究方法及び調査・資料収集などの適切な計画を構想し、資料や現象のデータを適切に扱って有効な視点で分析し、論理的に考察することができる。。
到達目標3: (主体性)・演習や研究発表の場で、自らの課題とその成果を他者と共有しようとし、積極的に議論することができる。
 
【授業の概要】
専門分野の学修の集大成として、卒業論文の準備・構想を進めます。各自の問題意識や興味・関心にそって研究の計画を立て、論理的思考によって分析と考察を行い、得られた知見を的確に表現する学修活動を行います。
演習で、研究作業の報告と問題点の議論を行います。
【授業計画と授業の方法】
(授業計画)
第1回 研究領域と問題意識の明確化 (演習)
第2回 先行研究の把握と調査 (演習)
第3回 先行研究の成果と問題点の検討(1) (演習)
第4回 先行研究の成果と問題点の検討(2) (演習) 
第5回 先行研究の成果と問題点の検討(3) (演習)
第6回 先行研究の成果と問題点の検討(4) (演習)
第7回 研究課題の焦点化 キーワードの設定 (演習)
第8回 研究方法の検討 (演習)
第9回 研究計画の立案 (演習)
第10回 研究作業の報告と分析・考察の検討(1)  (演習)
第11回 研究作業の報告と分析・考察の検討(2)  (演習)
第12回 研究作業の報告と分析・考察の検討(3)  (演習)
第13回 研究作業の報告と分析・考察の検討(4)  (演習)
第14回 研究作業の報告と分析・考察の検討(5)  (演習)
第15回 ここまでの研究の成果と課題のまとめ 今後の研究作業の確認(演習) 
(授業の方法)
基本的に毎週の対面授業で行います。
15回の授業の中で、研究作業の進め方、分析と考察の方法、科学的思考の方法、適切な表現について、具体に即して指導します。
また、授業時間以外にも、研究の相談に応じます。 
テキスト・参考書
テキストは使用しません。参考書は、各自の研究テーマに応じて、授業内に個別に紹介します。
授業時間外の学修
(事前学修)
演習発表の準備を進めてください。
(事後学修)
演習発表時の議論で取り上げられた探求課題について、作業を進めてください。
成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
演習での発表内容(70%)、演習での質問や意見(30%)
(成績評価の基準)
到達目標1: (知識・技能) 演習発表資料に、自分の研究テーマに関連した先行研究の内容を正確に記述し、自らの研究課題を焦点化した適切なキーワードで示している。
到達目標2: (思考力・判断力・表現力) 演習発表資料に、課題解決のための適切な方法、適切に扱われた資料や調査データ、有効な視点、論理的な考察を記述している。
到達目標3: (主体性) 演習において、自らの課題とその成果を他者と共有できるように発表し、また他者の発表に対して積極的に質問や意見を述べている。
備  考
質対⾯・オンラインにかかわらず、Teamsを授業情報や資料の共有に活用します。
オンライン時は、演習発表と議論にTeamsテレビ会議を活用します
担当教員の実務経験の有無
実務経験の具体的内容
中学校および高等学校における教諭経験