![]() 教員名 : 荒井 貴史
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授業科目名
専門演習2a(卒業研究)
開講年次
4年
開講年度学期
2023年度前期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
E-CS-401T
担当教員名
荒井 貴史
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
専門演習1a
専門演習1b 次に履修が望まれる科目
専門演習2b
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)
参加者一人一人が、経済問題について考えること。そして、公共経済学や財政学、または産業組織論などの学び(専門演習1a、専門演習1bでの学びも含む)から、経済問題の解決の為の個々の規制や政策の妥当性について考察できること。また、卒業論文のテーマを決めること。 (受講生の到達目標) 到達目標1:担当箇所をレポーターとして報告を行い、質問にも回答できる。 到達目標2:公共経済学や財政学、または産業組織論の基本的な専門用語を説明できる。 到達目標3:卒業論文のテーマを決めることができる。 【授業の概要】
テキストの輪読を通して、レジュメの作成や報告、質疑応答などを行い、自らより深く考え、調べて、意見を述べられるようにする。特に、公共経済学や財政学の理論や制度知識を学び、卒業論文で現実の経済問題を考察・分析するための準備をする。
【授業計画と授業の方法】
(授業計画)
第 1回 政府の役割と市場の失敗 第 2回 外部性の理論 第 3回 公共財理論 第 4回 公共選択論 第 5回 情報の非対称性 第 6回 租税の経済効果 第 7回 税の帰着と負担 第 8回 望ましい税制に向けて 第 9回 最適課税論 第10回 メカニズム・デザイン 第11回 コミットメント問題 第12回 公共部門の効率化 第13回 財政赤字と財政再建 第14回 EBPMという視点 第15回 行動経済学で考える (授業の方法) 授業は、テキストを輪読しながら、レポーターとしてのレジュメの作成、報告、質疑応答などにより公共経済学や財政学の理論を修得します。各回の授業は、レポーターとなる学生を中心に輪読を進めますが、教員も必要に応じて注意事項の指摘や補足的な説明を行います。 テキスト・参考書
(テキスト)
佐藤主光著『公共経済学15講』新世社 2017年 (参考書) 藤井大輔、木原大策編『図説日本の税制 令和2-3年度版』財経詳報社 2022年 森田稔著『図説日本の財政 令和4年度版 』財経詳報社 2022年 一般財団法人厚生労働統計協会編『厚生の指標 増刊 保険と年金の動向2022/2023』厚生労働統計協会 授業時間外の学修
(事前学修)
テキストの該当箇所を読むことにより予習を行ってください。 (事後学修) テキストの該当箇所を再読してください。その際、計算などの部分は手を動かして確認するようにしてください。 成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
レポーター報告(20%) 質疑応答(10%) レポート(50%) 卒業論文テーマ設定とその問題意識(20%) (成績評価基準) 到達目標1:少なくとも1回以上レポーターとして報告を行い、質問にも回答できる。 到達目標2:公共経済学や財政学、または産業組織論の基本的な専門用語を説明できる。 到達目標3:卒業論文のテーマ設定ができ、その問題意識を説明できる。 備 考
・卒業研究のテーマは、公共経済学や財政学、または産業組織論に関連したものにして下さい。特に、現実の経済問題について、経済学の観点からその解決策を考察することをお薦めします。
・必携PCを毎回の授業に持ってきてください。レジュメ等をTeamsで画面共有します。 担当教員の実務経験の有無
実務経験の具体的内容
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