シラバス情報

授業科目名
美術史特講(日本)
開講年次
1年
開講年度学期
2022年度前期、2022年度後期
単位数
4単位
科目ナンバリング
担当教員名
市川 彰
担当形態
単独
【科目の位置付け】
教員の免許状取得のための選択科目
科目区分・・・教科及び教科の指導法に関する科目(中学校専修免許・高等学校専修免許 美術)
施行規則に定める科目区分又は事項等・・・教科及び教科の指導法に関する科目 
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
【授業の到達目標及びテーマ】
作品を詳細に観察・分析、言語化し、最終的に「自身の言葉」で作品を語ることができるようになることを目標とする。
【授業の概要】
安土桃山時代から江戸時代にかけての代表的な絵師の作品を取り上げ、多角的に分析・考察することを主眼とする。全員が発話することによって、作品の鑑賞および理解を深めていく。また講義ごとに課題を課す。
【授業計画】                 講    義    内    容
第1回:オリエンテーション…[講義]
第2回:狩野永徳 檜図屏風…[講義]
第3回:狩野永徳 唐獅子図屏風…[講義]
第4回:狩野秀頼 観楓図屏風…[講義]
第5回:狩野探幽 鳳凰図屏風…[講義]
第6回:狩野山楽 龍虎図屏風…[講義]
第7回:狩野山雪 雪汀水禽図屏風…[講義]
第8回:狩野長信 花下遊楽図屏風…[講義]
第9回:長谷川等伯 伝名和長年像…[講義]
第10回:長谷川等伯 松林図屏風…[講義]
第11回:海北友松 琴棋書画図屏風…[講義]
第12回:筆者不詳 泰西王侯騎馬図屏風…[講義]
第13回:久隅守景 納涼図屏風…[講義]
第14回:俵屋宗達 風神雷神図屏風…[講義]
第15回:尾形光琳 紅白梅図屏風…[講義]
第16回:尾形光琳 燕子花図屏風…[講義]
第17回:酒井抱一 夏秋草図屏風…[講義]
第18回:鈴木其一 朝顔図屏風…[講義]
第19回:円山応挙 雪松図屏風…[講義]
第20回:円山応挙 金刀比羅宮表書院障壁画…[講義]
第21回:伊藤若冲 動植綵絵…[講義]
第22回:伊藤若冲 鹿苑寺大書院障壁画…[講義]
第23回:曾我蕭白 群仙図屏風…[講義]
第24回:長沢蘆雪 虎図襖…[講義]
第25回:与謝蕪村 夜色楼台図…[講義]
第26回:池大雅 楼閣山水図屏風…[講義]
第27回:浦上玉堂 凍雲篩雪図…[講義]
第28回:田能村竹田 松巒古寺図…[講義]
第29回:谷文晁 公余探勝図…[講義]
第30回:小田野直武 東叡山不忍池…[講義]
テキスト
使用しない。
参考書・参考資料等
個別の絵師に関する参考書は講義中に適宜指示するが、併せて『日本美術全集』(小学館)などを参照されたい。
学生に対する評価
平常点(積極的な発話):60%、レポート:40%。
備  考
授業ごとに、主体的な思考を求める課題を課します。
*オンライン授業への移行を余儀なくされた場合、ポータルサイトを用いて課題を提示します。