シラバス情報

授業科目名
心理学特論
開講年次
1年
開講年度学期
2022年度前期
単位数
2単位
科目ナンバリング
担当教員名
塚本 真紀
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
【授業の到達目標及びテーマ】
心理学の研究目的や方法について理解を深め、より広い視野から自分の研究の位置づけを説明することができる。
【授業の概要】
前半は文章理解に関する認知心理学的研究論文を中心に文献講読を行う。後半はオンラインによる調査・実験研究を行い、レポートにまとめる。また研究知見を文学研究や学校教育にどのように応用していくかについて、議論を深める。 
【授業計画】                 講    義    内    容
1.文献読解
第1回 多義的な言語表現の理解過程に関する研究の視点(講義)
第2回 言語学的研究と認知心理学的研究の比較(講義、討論)
第3回 認知心理学的な研究文献の読解〜研究の背景(講読)
第4回 認知心理学的な研究文献の読解〜研究の方法(講読)
第5回 認知心理学的な研究文献の読解〜研究の結果と考察(講読)
第6回 認知心理学的な研究文献の読解〜研究の今後の展開(講読)
第7回 文献読解まとめ(発表)
第8回 多義的な言語表現に関する調査や実験の紹介(講義)
第9回 先行研究論文を参考にした実験調査計画の検討(講義)、期末レポートの説明
第10回 実験計画をもとに実験の方法を考える(演習)
第11回 実験データの収集(オンライン学修;実験試行)
第12回 実験データの収集(オンライン学修;実験によるデータ収集)
第13回 実験データから結果を分析する(演習)
第14回 結果をもとに考察を行う(演習)
第15回 実験データをもとにした論証型レポートの作成、まとめ(発表、講義)

第11回と第12回はオンラインで実施する(備考欄参照)

第1回講義の事前学修;自分の研究計画を他者にわかりやすく説明することができるように準備する。
事前学修;授業内で講読を指示した論文の指定範囲を読む。
事後学修;授業内容をもとに自分が実施したい実験計画を考える。関連する事項について予備調査を行う。
各回の事前事後学修所要時間の目安;90分程度

テキスト
第1回講義で講読文献を配付する。
参考書・参考資料等
学生に対する評価
授業での発表・討論への取り組み(50%)
期末レポート(50%)
備  考
第11回と第12回はオンライン実験に関連する内容を取り扱うためオンラインで実施する。この回の授業で利用するツールについては授業の中で説明し、必要に応じて貸与する。

全回オンラインで実施する場合はMS-teamsを用いた同時双方向型学習を行う。