シラバス情報

授業科目名
経済学史特論
開講年次
1年
開講年度学期
2022年度後期
単位数
2単位
科目ナンバリング
担当教員名
林 直樹
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
【授業の到達目標及びテーマ】
 経済学の稀少性定義('Economics is the science which studies human behavior as a relationship between ends and scarce means which have alternative uses')で知られるライオネル・ロビンズ(Lionel Robbins, 1898-1984)がLSEで行った一連の経済学史講義録を読む。古代から現代までを射程に収め、各時代・人物の経済学説をコンパクトに解説した名講義である。
【授業の概要】
【授業計画】                 講    義    内    容
第 1回 Anticipations (1)【講義】
第 2回 Anticipations (2)【講義】
第 3回 Anticipations (3)【講義】
第 4回 Emergence of Systems (1)【講義】
第 5回 Emergence of Systems (2)【講義】
第 6回 Emergence of Systems (3)【講義】
第 7回 Nineteenth-century Classicism (1)【講義】
第 8回 Nineteenth-century Classicism (2)【講義】
第 9回 Nineteenth-century Classicism (3)【講義】
第10回 Other Mid-nineteenth-century Thought (1)【講義】
第11回 Other Mid-nineteenth-century Thought (2)【講義】
第12回 Other Mid-nineteenth-century Thought (3)【講義】
第13回 Beginning of Modern Analysis (1)【講義】
第14回 Beginning of Modern Analysis (2)【講義】
第15回 Beginning of Modern Analysis (3)【講義】

形式は講義としていますが、少人数授業のため実質的には演習形式であり、随時発表の機会が回ってきます。
毎回の予習復習には少なくとも1〜2時間が必要でしょう。 
テキスト
Lionel Robbins, A History of Economic Thought: The LSE Lectures (Princeton U. P., 1998)
参考書・参考資料等
適宜、指示します。
学生に対する評価
参加意欲と発表および質疑応答の水準に基づいて評価します。
備  考
履修者と相談のうえ、ロビンスの講義のどのあたりを重点的に学習するかを決めます。2021年度はマルサス、歴史学派、限界革命を取り上げました。履修に際しては、経済理論に関する基礎的知識が必要です。また、学部開講「経済学史」の内容をふまえると、理解がいっそう深まるでしょう。なお、対面・オンライン問わず、授業はTeamsを用いて資料共有しつつ実施します。