シラバス情報

授業科目名
金融システム特論
開講年次
1年
開講年度学期
2022年度後期
単位数
2単位
科目ナンバリング
担当教員名
神﨑 稔章
担当形態
単独
【科目の位置付け】
教員の免許状取得のための選択科目
科目区分・・・教科及び教科の指導法に関する科目(高等学校専修免許 商業)
施行規則に定める科目区分又は事項等・・・教科及び教科の指導法に関する科目
この授業の基礎となる科目
国際金融論
貨幣経済学
次に履修が望まれる科目
【授業の到達目標及びテーマ】
日米の金融システムに関するテーマを取り上げる。
関連テキストや論文を読むことで、金融理論と現実に関する理解を深める。

尚、社会状況の変化が生じた場合、オンライン活用によって履修生とのやり取りに柔軟に対応する(備考参照)。
【授業の概要】
【授業計画】                 講    義    内    容
前半は、邦文を用いた日米の金融システム、後半は、海外学術論文及び文献、以上を中心に受講者による報告と議論を行う。

主な内容は、以下の通り(複数回実施)。

1 金融システムの時間軸
2 金融システムの分野別動向
3 Keynsian Models
4 Basic Monetarist Models
5 Interest Rates
6 Central Bank and Financial Crisis


テキスト
教科書
西村吉正『金融システム改革50年の軌跡』 金融財政事情研究会 2011年
Ben Bernanke,The Federal Reserve and the Financial Crisis, Princeton University Press,2013

*参考書も含めた展開になる。
参考書・参考資料等
参考書
・Lutz G. Arnold, Bussiness Cycle Theory, Oxford University Press, 2002.
・R.J. Shiller & J.H. McCulloch, The Term Structure of Interest Rates, in Handbook of Monetary Economics, Vol 1,1990.
・Macroeconomics after the Financial Crisis, Journal of Economic Perspectives-Vol 24, Number 4 Fall, 2010. 
学生に対する評価
報告の質につき0.5、質問に対するロジカルな理解度につき0.5のウェイトを置き、合計を評価とする。
備  考
1. 報告と議論の質を保つ為、以下3つの十分な準備が求められる。

(1)The Financial Times/The Economist,Londonや英文ジャーナル等の理解
(2)数学・統計への理解
(3)少なくとも、国際金融論を十二分に理解できている

その他関連文献及び資料は、授業の中で指示する。
履修希望者は、授業の説明を行うので早い段階で担当教員まで連絡をすること。

2. 2022年度の授業実施形態表における最高度のレベルを要請される社会状況になった場合、授業実施形態は原則オンライン(Teams)にて実施の利用を通じて、柔軟に対応する。