![]() 教員名 : 藤本 真理子
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授業科目名
古典語学専門演習b
開講年次
2年
開講年度学期
2022年度後期
単位数
2単位
科目ナンバリング
J-SG-324S
担当教員名
藤本 真理子
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
日本語史
次に履修が望まれる科目
日本語学講義3
【授業の目的と到達目標】
日本語史における問題について,自身で問題を発見し,分析と考察を行い,結論までの道筋を説明できる力を身につける。
【授業の概要】
上代のことばを多方面から捉えるにあたり,『万葉集』を読み,日本語史における様々な問題を見つけ出し,それらについて考察・分析していく。これらの作業により,日本語の通時的な変化や多様性に目を向け,古典語研究に関連する資料の扱いや研究の方法を身につけるようにする。
【授業計画と授業の方法】
第 1回 資料の紹介,前期のふりかえり(講義)
第 2回 教員による発表,具体的方法の例示(講義) 第 3回 参考・関連資料の紹介(講義) 第 4回 論文の読解(講義,ディスカッション) 第 5回 学生の発表と質疑応答(1)—字余り—(発表,ディスカッション) 第 6回 学生の発表と質疑応答(2)—上代の動詞・形容詞—(発表,ディスカッション) 第 7回 学生の発表と質疑応答(3)—上代の助動詞—(発表,ディスカッション) 第 8回 学生の発表と質疑応答(4)—上代の語法—(発表,ディスカッション) 第 9回 学生の発表と質疑応答(5)—万葉集の研究—(発表,ディスカッション) 第10回 学生の発表と質疑応答(6)—江戸時代の万葉集の研究—(発表,ディスカッション) 第11回 学生の発表と質疑応答(7)—複数の万葉集—(発表,ディスカッション) 第12回 学生の発表と質疑応答(8)—発表の補足—(発表,ディスカッション) 第13回 学生の発表と質疑応答(9)—発表と補足発表のふりかえり—(講義,報告) 第14回 学生の発表と質疑応答(10)—レポートテーマの設定—(講義,報告) 第15回 まとめ(講義,報告) ●事前学習;発表の回では,発表者が提示した事前資料、担当箇所に目を通しておく。(各0.5時間) テキスト・参考書
特になし。講義回はプリントを配布する。
授業時間外の学修
『萬葉集』1〜4,新日本古典文学大系(岩波書店)ほか随時,紹介する。
成績評価の方法と基準
受講態度や発表内容により,総合的に判断する。
オンラインで実施する場合、ポータルで資料配信を行い、MS-Teamsを用いて同時双方向型授業を行う。 備 考
担当教員の実務経験の有無
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実務経験の具体的内容
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