民俗学１

3年

2022年度前期

2単位

J-RE-304L/G-HU-331L

藤井　佐美

単独

民話研究（日本文学科所属の場合）

民俗学２

民間伝承と文芸の結びつきを通して民俗学の研究意義を理解する。特に、各テーマの研究史と伝承上の問題を理解し、日本文化の特質を多角的な視点から捉えた上で履修者自身の問題意識に基づく分析を試みる。

日本民俗学の祖・柳田國男の『遠野物語』を読む。民話・祭・信仰・俗信等に関わる文献・音声・映像に基づき、日本古来の慣習や発想の特質、重層的な伝承文化について講述する。

第　１回　ガイダンス　（講義、課題）
第　２回　民俗学の分類　（講義、課題、フィードバック）
第　３回　『遠野物語』の黙読と音読　（講義、課題、フィードバック）
第　４回　語り手と聞き手　佐々木喜善と柳田國男の場合　（講義、課題、フィードバック）
第　５回　『遠野物語』と『遠野物語拾遺』　（講義、課題、フィードバック）
第　６回　序文　（講義、課題、フィードバック）
第　７回　土地を語る　（講義、課題、フィードバック）
第　８回　里の伝承　（講義、課題、フィードバック）
第　９回　山の伝承　（講義、課題、フィードバック）
第１０回　座敷童子　（講義、課題、フィードバック）
第１１回　河童　（講義、課題、フィードバック）
第１２回　小鳥前生譚　（講義、課題、フィードバック）
第１３回　姥捨山伝説　（講義、課題、フィードバック）
第１４回　昔々　（講義、課題、フィードバック）
第１５回　まとめ　（講義、課題）

各回授業の事前・事後学習にはおよそ１時間程度を必要とし、課題への取り組みは指示された宛先に指定期日までに提出すること。

石井正己著『全文読破　柳田國男の遠野物語』（三弥井書店）　

講義時に指示する。

授業への取り組み（20％）と毎回の課題提出内容（80％）の積み重ねによる総合評価。

オンライン授業の場合はポータルサイトとteams利用のリアルタイム授業を予定し、履修人数等に応じ随時適切な形態を検討し進める。課題提出物とアンケート機能への回答をもとに各回授業のフィードバックを行う。

×