シラバス情報

授業科目名
西洋美術史1
開講年次
1年
開講年度学期
2022年度前期
単位数
2単位
科目ナンバリング
J-RE-116L/A-SF-106L
担当教員名
西嶋 亜美
担当形態
単独
【科目の位置付け】
教員の免許状取得のための必修科目
科目区分・・・教科及び教科の指導法に関する科目(中学校及び高等学校 美術)
施行規則に定める科目区分又は事項等・・・美術理論及び美術史(鑑賞並びに日本の伝統美術及びアジアの表現を含む)
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
西洋美術史Ⅱ
【授業の目的と到達目標】
古代から17世紀までの西洋美術史の基本的な流れを把握し、重要とされている作家と作品についての知識を得ることが第一の目標です。その過程で、作品を丁寧に観察し、その特徴を言葉でひとに伝えることの出来る「観る技術」の基礎を身につけましょう。
【授業の概要】
西洋美術史Ⅰでは、古代から17世紀に至る西洋美術の通史を、主な作家と作品を通して概観し、基本的な知識を得ることを目的とします。
基本的には講義形式で行い、古今の多くの作例の図版をプロジェクターで投影しつつ造形的特徴、表現内容、社会的背景などに説明を加えるとともに、授業中・授業外の課題を通じて主体的に「観る」ための作業に取り組んでもらいます。中でも、重要な作家の特色や、頻繁に登場する主題物語の表現に注目することで、西洋美術を楽しむ素地を獲得することができるはずです。
本講義は半年の講義ですが、後期の「西洋美術史Ⅱ」も続けて履修すると、教育効果も高く、より楽しめます。
【授業計画と授業の方法】
進度や受講生の関心に応じて、内容が前後することがあります。
毎回、形態は講義・課題(MC/RP)ですが、煩雑になるので省略しています。
各回の事前・事後の学修について、直接的には事後に復習として30分くらいは見ておいてください。他には以下「備考」欄に記しています

第 1回 オリエンテーション
第 2回 古代ギリシャ美術
第 3回 古代ローマ美術
第 4回 中世の美術(1)
第 5回 中世の美術(2)
第 6回 初期ルネサンス(1)
第 7回 初期ルネサンス(2)
第 8回 盛期ルネサンス(1)
第 9回 盛期ルネサンス(2)
第10回 北方ルネサンス(1)
第11回 北方ルネサンス(2)
第12回 イタリアのマニエリスム
第13回 その他の地域のマニエリスム
第14回 17世紀の美術(1)
第15回 17世紀の美術(2)  
テキスト・参考書
プリントを配布します。
授業時間外の学修
授業中に適宜指示します。
成績評価の方法と基準
授業参加度(20%)、授業中・授業外の課題(40%)、筆記試験(40%)
感染拡大などの状況によって、試験をレポートに変更することがあります。その場合は前もってお伝えし、十分な準備期間を取ります。
備  考
オンライン講義の場合は、Teamsを使用したリアルタイム授業を行います。
授業以外にも図書館の本等を利用して多くの図版を参照してください。また、近隣の展覧会等に足を運んで、可能な限り実際の作品を見てください。
担当教員の実務経験の有無
実務経験の具体的内容