シラバス情報

授業科目名
日本文学講読3(中世)
開講年次
2年
開講年度学期
2022年度前期
単位数
2単位
科目ナンバリング
J-JLT-223L
担当教員名
藤川 功和
担当形態
単独
【科目の位置付け】
教員の免許状取得のための選択科目
科目区分・・・教科及び教科の指導法に関する科目(中学校・高等学校 国語)
施行規則に定める科目区分又は事項等・・・国文学(国文学史を含む。)
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
中世文学について、ジャンルごとに基本的な知識を身に付け、本文の読解技術を習得する。
【授業の概要】
一、二週単位で、各文学ジャンルを代表する作品を取り上げる。作品に関する基本情報を共有し、提示する本文の読解やミニ課題を通して、作品分析の方法を身につける。
【授業計画と授業の方法】
第 1回 授業概要(講義)
第 2回 中世の勅撰集を読む①─『千載和歌集』とその時代─(講義、課題、フィードバック)
第 3回 中世の勅撰集を読む②─『新古今和歌集』と後鳥羽院─(講義、課題、フィードバック)
第 4回 『平家物語』のミカタ①(講義、課題、フィードバック)
第 5回 『平家物語』のミカタ②(講義、課題、フィードバック)
第 6回 中世説話集を読む①─『今物語』─(講義、課題、フィードバック)
第 7回 中世説話集を読む②─『古今著聞集』─(講義、課題、フィードバック)
第 8回 中世王朝物語の世界①─ポスト『源氏物語』の系譜─(講義、課題、フィードバック)
第 9回 中世王朝物語の世界②─『風葉和歌集』を読む─(講義、課題、フィードバック)
第10回 中世王朝物語の世界③─『風に紅葉』の世界─(講義、課題、フィードバック)
第11回 『徒然草』を読む①(講義、課題、フィードバック)
第12回 『徒然草』を読む②(講義、課題、フィードバック)
第13回 連歌のミカタ①─その系譜─(講義、課題、フィードバック)
第14回 連歌のミカタ②─水無瀬三吟百韻を読む─(講義、課題、フィードバック)
第15回 まとめ(講義)

各回授業の事前・事後学習にはおよそ1時間程度を必要とし、課題への取り組みは指示された宛先に指定期日までに提出すること。
テキスト・参考書
特になし。
授業時間外の学修
特になし。
成績評価の方法と基準
授業への取り組み方(20%)、定期的に出題するミニ課題への回答内容(20%)、試験結果(60%)から総合的に判断。
備  考
・辞書(古語辞書、もしくは電子辞書)の持参を求める。

・感染拡大によりオンライン対応となった場合は、teamsを用いた遠隔授業を実施する。

・履修登録はくれぐれも慎重に。

担当教員の実務経験の有無
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実務経験の具体的内容