教員名 : 藤川 功和
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授業科目名
日本文学史3(中世)
開講年次
1年
開講年度学期
2022年度後期
単位数
2単位
科目ナンバリング
J-JLT-213L
担当教員名
藤川 功和
担当形態
単独
【科目の位置付け】
教員の免許状取得のための選択科目
科目区分・・・教科及び教科の指導法に関する科目(中学校・高等学校 国語) 施行規則に定める科目区分又は事項等・・・国文学(国文学史を含む。) この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
絵入り本や絵巻物について、独力で分析が出来るようになることを目指す。
【授業の概要】
中世の様々な絵巻や絵入り本を考察対象とし、絵の特色や、絵と文学との関わり等について、多角的に考察する。
【授業計画と授業の方法】
第 1回 絵巻とその時代 −絵巻史概説−(講義)
第 2回 絵巻の方法 −絵巻に関する基礎知識 その1−(講義、課題、フィードバック) 第 3回 絵巻の方法 −絵巻に関する基礎知識 その2−(講義、課題、フィードバック) 第 4回 『鳥獣人物戯画』を読む(1) −作者の技量−(講義、課題、フィードバック) 第 5回 『鳥獣人物戯画』を読む(2) −モチーフに着目して−(講義、課題、フィードバック) 第 6回 『国宝源氏物語絵巻』を読む(1) −成立と背景−(講義、課題、フィードバック) 第 7回 『国宝源氏物語絵巻』を読む(2) −人物描写に注目して−(講義、課題、フィードバック) 第 8回 『国宝源氏物語絵巻』を読む(3) −構図に注目して−(講義、課題、フィードバック) 第 9回 『伴大納言絵巻』を読む(1) −方法としての連続形式−(講義、課題、フィードバック) 第10回 『伴大納言絵巻』を読む(2) −描写の背後−(講義、課題、フィードバック) 第11回 挿絵を読む(1) −納経にみる−(講義、課題、フィードバック) 第12回 挿絵を読む(2) −写本、版本にみる−(講義、課題、フィードバック) 第13回 絵のちから(1) −『絵師草紙』を読む−(講義、課題、フィードバック) 第14回 絵のちから(2) −『絵師草紙』を読む−(講義、課題、フィードバック) 第15回 まとめ(講義) 各回授業の事前・事後学習にはおよそ1時間程度を必要とし、課題への取り組みは指示された宛先に指定期日までに提出すること。 テキスト・参考書
特になし。
授業時間外の学修
特になし。
成績評価の方法と基準
授業への取り組み方(10%)、定期的に出題するミニ課題への回答内容(10%)、期末に課す絵巻作成課題(20%)、試験結果(60%)から総合的に判断。
備 考
・辞書(古語辞書、もしくは電子辞書)の持参を求める。
・感染拡大によりオンライン対応となった場合は、teamsを用いた遠隔授業を実施する。 ・履修登録はくれぐれも慎重に。 担当教員の実務経験の有無
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実務経験の具体的内容
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