シラバス情報

授業科目名
プログラミング2
開講年次
2年
開講年度学期
2022年度前期
単位数
2単位
科目ナンバリング
E-IN-204L
担当教員名
杉山 克典
担当形態
単独
【科目の位置付け】
教員の免許状取得のための選択科目
科目区分・・・教科及び教科の指導法に関する科目(高等学校 情報)
施行規則に定める科目区分又は事項等・・コンピュータ・情報処理(実習を含む。)
この授業の基礎となる科目
情報とコンピュータ
次に履修が望まれる科目
プログラミング2実習
【授業の目的と到達目標】
プログラミングを行うための基礎知識の修得がテーマです。
本講義の目標は,コンパイラとインタプリタの相違や統合開発環境の利点,変数と配列の相違,マルチプラットフォームでの開発とその問題点,コンピュータでの自動化等について説明できるようになることです。
【授業の概要】
コンピュータが企業経営や日常生活に必要不可欠な存在となるのに伴い,プログラミングの重要性が高まってきました。プログラミングを行うためにはプログラミング言語が必要です。しかし,プログラミングはプログラミング言語の文法を修得したからと言って作成出来るわけではありません。プログラミングを行うにはプログラミングに必要な基礎理論を学ぶことが重要です。本講義では「プログラミング2実習」を学ぶための基礎理論を学修します。具体的には,イベント駆動プログラミング,配列,条件判定,ループ等について学んでいきます。「プログラミング2実習」ではVisual Basicを用いた実習を行いますが,本講義の理論は他の言語でも活用出来るものになります。
【授業計画と授業の方法】
第 1回 講義概要,プログラミングの歴史(講義)
第 2回 統合開発環境とコンパイラ,インタープリタ,中間コード(講義)
第 3回 変数,定数,型,スコープ(講義)
第 4回 プログラミングにおける演算子(講義)   
第 5回 構造化定理 (講義)
第 6回 システム設計アプローチ(講義)
第 7回 ファイルとデータベース(講義)
第 8回 配列(講義)
第 9回 SubプロシージャとFunctionプロシージャ(講義)
第10回 コンピュータの座標とアニメーション(講義)
第11回 オブジェクト指向プログラミング(講義)
第12回 No-code/Low-codeと自動化(講義)
第13回 要件定義と基本設計(講義)
第14回 プログラミングとデバッグ(講義)
第15回 まとめと定期試験に関して(講義)

事前事後学習に40分から60分必要となります。プログラムを作成するために必要な専門用語が多く出てきます。講義の最後に次の講義の中で必修となる用語を示します。事前に用語を調べてくるようにして下さい。また、講義後にポータルを使用した復習問題を実施します。
テキスト・参考書
使用しません。プリントを配布します。
授業時間外の学修
j.Glenn Broolshear著 神林 靖,長尾 高弘訳 (2017)「入門 コンピュータ科学 ITを支える技術と理論の基礎知識」KADOKAWA
成績評価の方法と基準
定期試験(80),復習問題と授業への参加度(20)
備  考
オンライン授業の場合ポータルとTeamsを用いたリアルタイム授業とします。
担当教員の実務経験の有無
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実務経験の具体的内容