シラバス情報

授業科目名
日本企業論
開講年次
3年
開講年度学期
2022年度後期
単位数
2単位
科目ナンバリング
E-MN-310L
担当教員名
宮辻 渉
担当形態
単独
【科目の位置付け】
教員の免許状取得のための選択科目
科目区分・・・教科及び教科の指導法に関する科目(高等学校 商業)
施行規則に定める科目区分又は事項等・・・商業の関係科目
この授業の基礎となる科目
経営学入門、経営学総論
次に履修が望まれる科目
経営組織論、経営管理論
【授業の目的と到達目標】
本講義の到達目標は日本企業の形態や特徴を学び、そうした企業で働くうえで不可欠な諸理論を学ぶとともに、組織人としてそれらの理論を実務で実践できる能力を身につけることです。
【授業の概要】
日本企業は欧米型の企業のそれと比べて、独自の慣行を有しています。例えば、新規学卒一括採用や年功制などをあげることができます。そこで、講義の前半では日本企業の特徴や制度的な側面を中心に講義を展開します。後半は日本企業で働く際に不可欠となる理論や知識を学び、それらを実践で使えるようにしていきます。また、社会人として求められるスキルや能力についても解説をくわえていきます。
※現時点で予定している内容は下記のとおりですが、進捗状況に応じて内容を一部変更する可能性があります。
【授業計画と授業の方法】
第1回 イントロダクション: 社会科学としての経営学(講義、小テスト)
第2回 企業の形態: 私企業と株式会社制度(講義)
第3回 アントレプレナーシップとベンチャー企業(講義)
第4回 コーポレート・ガバナンス(講義)
第5回 日本的経営(講義)
第6回 欧米型企業と日本企業における職務の境界 (講義)
第7回 採用管理: 募集と選抜、リアリスティック・ジョブ・プレビュー(講義)
第8回 採用管理: リテンション・マネジメント(講義、小テスト)
第9回 人材育成(講義)
第10回 キャリア理論(講義)
第11回 ジョブ・クラフティング(講義、小テスト)
第12回 ハラスメント: パワハラ、セクハラ、アカハラ(講義)
第13回 組織ストレス(講義)
第14回 人事評価(講義)
第15回 賃金と福利厚生(講義、小テスト)
各回授業の事前・事後学習にはおよそ1時間程度を必要とします。特に、事後学習に重点をおいてください。
テキスト・参考書
テキストはありません。レジェメを配布します。
授業時間外の学修
必要に応じて授業中に指示します。
成績評価の方法と基準
小テストや課題等(40%)、期末テスト(60%)で評価します。
なお、講義を4回以上休んだ場合、定期試験を受験できません。
備  考
レジュメや参考書などを熟読したうえで、インターネットや新聞雑誌などを通じて、企業の情報を入手し、興味と関心を深めてください。事前学習と事後学習は指示に従って行ってください。
オンライン授業になった際は、ポータルサイトに音声付きパワーポイントをアップし、オンデマンドで授業を行います。
担当教員の実務経験の有無
×
実務経験の具体的内容