シラバス情報

授業科目名
アジア経済事情
開講年次
3年
開講年度学期
2022年度前期
単位数
2単位
科目ナンバリング
E-EC-311L
担当教員名
神﨑 稔章
担当形態
単独
【科目の位置付け】
教員の免許状取得のための選択科目
科目区分・・・教科及び教科の指導法に関する科目(高等学校 商業)
施行規則に定める科目区分又は事項等・・・商業の関係科目
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
単線的ではないアジア諸国の動向や、国際化の中で我が国との関わりを理解することで、アジア経済や発展に関する概要を理解することができることを目標とする。
【授業の概要】
目的:国際化を前提とする我が国にとってアジア地域の動向をその経済の発展をはじめとする現状や課題から学ぶことが、益々重要な時代となっている。我が国から見ても,アジア諸国との互恵関係を築かなければならない。本講義は,我が国の足取りを歩むアジアを再発見すると同時に,彼らのダイナミズムを理解する上で必要な基礎知識を学ぶ。
概要:アジアの経済発展に関する考え方、人口問題、中国経済の現状や課題、アジア市場と日本を基本とする講義を行う。

尚、社会状況の変化が生じた場合、オンライン活用によって履修生とのやり取りに柔軟に対応する(備考参照)。
【授業計画と授業の方法】
第 1回 ガイダンス,アジアを学ぶということ  (講義)
第 2回 アジアを興隆させた直接投資や貿易の拡大 (講義)
第 3回 NIEsの発展と課題(1) (講義)
第 4回 NIEsの発展と課題(2) (講義)
第 5回 ASEAN経済について(1) (講義)
第 6回 ASEAN経済について(2) (講義)
第 7回 中国経済の発展と背景 (講義)
第 8回 中国経済のプレゼンス (講義)
第 9回 中国における都市—農村の緊張関係(講義)
第10回 脆弱性を克服するベトナムや市場経済に転換するミャンマー、グローバルパワーを持つインド (講義)
第11回 アジア通貨危機とリーマンショック(1)(講義)
第12回 アジア通貨危機とリーマンショック(2) (講義)
第13回 アジアと日本企業 (講義)
第14回 アジアの新しい動態 (講義)
第15回 まとめ (講義)

各回の授業の事前事後学習にはおよそ1時間程度を必要とする。
テキスト・参考書
必要に応じて資料を配布する。配布資料とスクリーンに映し出す補足資料を用いて授業を行う。
授業時間外の学修
渡辺利夫『開発経済学入門第3版』東洋経済新報社、2010年。渡辺利夫『アジア経済読本第4版』東洋経済新報社、2009年。高安健一他『テキストブック 21世紀アジア経済』勁草書房、2010年。
成績評価の方法と基準
期末試験若しくはレポートの結果によって評価する。 
備  考
1.配布資料が多いので、講義内容も含めた講義ノートを作り試験に備えること。
2.2.2022年度の授業実施形態表において最高度のレベルを要請される社会状況になった場合、授業実施形態は原則オンライン(Teamsやポータル)を用いた講義を継続することで、柔軟に対応する。
担当教員の実務経験の有無
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実務経験の具体的内容