シラバス情報

授業科目名
会計学概論
開講年次
1年
開講年度学期
2022年度後期
単位数
2単位
科目ナンバリング
E-MN-103L
担当教員名
津村 怜花
担当形態
単独
【科目の位置付け】
教員の免許状取得のための必修科目
科目区分・・・教科及び教科の指導法に関する科目(高等学校 商業)
施行規則に定める科目区分又は事項等・・・商業の関係科目
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
財務会計論・管理会計論・税務会計論・監査論・商業簿記・工業簿記
【授業の目的と到達目標】
当該講義は、会計学の基礎知識を身に付けることを目的としている。なお、当該知識は教職免許(商業)においても必要な知識となります。このため、到達目標としては以下の2点を掲げます。

1.会計学の基礎的な知識(会計用語や会計制度等)を理解し、説明できる。
2.財務諸表を読むことができる。
【授業の概要】
近年、新聞記事やニュースで会計用語が日常的に用いられており、ビジネスの共通言語として、簿記や会計の知識が必須となってきています。また、教職免許(商業)の取得においても、必須の基礎知識です。このため、当該講義では会計の種類や会計制度の仕組み、その役割等、会計学の基礎的な知識を身に付けられるよう、できる限り平易な言葉を用いて、会計学の基礎的な知識を説明していきます。講義中には多々質問をするので、ただ説明を聞くのではなく、自分の考えを発言するなど、積極的に講義に参加することで、会計学の基礎知識の修得に努めてください。
【授業計画と授業の方法】
※授業は全回、講義として行います。

※毎回授業前には該当する教科書の章や授業用資料など(ポータルに掲載)をよく読み、予習(30分程度)をするとともに、復習(30分〜1時間程度)として、ポータルのアンケート機能を用いて復習課題を配信しますので、授業資料を見返して問題を解いてください。


第 1回 オリエンテーション—会計とは何か?— 
第 2回 会計の意義と分類(第1章)
第 3回 簿記の仕組みと会計との関係1(第15章)
第 4回 簿記の仕組みと会計との関係2(第7章)
第 5回 財務諸表の構造1(第4章)
第 6回 財務諸表の構造2(第4章)
第 7回 財務諸表の構造3(第4章)
第 8回 会計制度と税務会計の概要(第8章、第10章)
第 9回 会計基準の国際的動向(第11章)
第10回 会計監査の必要性(第9章)
第11回 財務諸表の分析(第3章)
第12回 管理会計の概要(第5章)
第13回 原価計算の概要(第6章)
第14回 公会計の概要(第14章)
第15回 会計の知識とキャリア(第2章)
テキスト・参考書
上野清貴編著『スタートアップ会計学』(第2版)同文舘出版、2018年。
この他、必要に応じてプリント等を配布します。
授業時間外の学修
神戸大学経営学研究室編『会計学基礎論(第6版)』同文舘出版、2019年
谷武幸・桜井久勝・北川教央編著『1からの会計』碩学舎、2021年
成績評価の方法と基準
定期試験(70%)と復習課題(30%)で評価します。なお、講義中の質問に対する積極的な発言には加点評価します。
備  考
オンライン授業を実施する場合は、動画コンテンツによるオンデマンド授業とし、教材フォルダーを利用します。
担当教員の実務経験の有無
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実務経験の具体的内容