情報と倫理

1年

2022年度前期

2単位

E-IN-106L/G-NS-122L

笠井　俊信

単独

教員の免許状取得のための必修科目
科目区分・・・教科及び教科の指導法に関する科目（高等学校　情報）
施行規則に定める科目区分又は事項等・・・情報社会及び情報倫理

情報倫理の領域は多岐に渡っており非常に複雑な構造となっている。その構造を含め，情報モラル教育の中心的役割を担える情報教員になるために必要な知識を理解し，適切な情報モラル教育、情報倫理教育を実施できる教師としての基礎的な力を身につける。

高等学校教科「情報」の教員として必要となる情報倫理についてその内容と学校教育における指導方法について講義・演習する。情報倫理は小中高において必要性が高まっている情報モラルを教育するための基礎となる領域であることから，その中心的な役割を担うであろう情報教員として必要となる基礎的知識と，小中高での情報モラル教育の基礎的知識について理解することを目的とする。

第　１回　イントロダクション，情報モラル・情報倫理とは？（講義，課題演習）
第　２回　インターネットと情報社会（講義，課題演習）
第　３回　情報社会における個人情報（講義，課題演習）
第　４回　情報社会における知的財産権（講義，課題演習）
第　５回　インターネットによる生活の変化（講義，課題演習）
第　６回　インターネットとビジネス（講義，課題演習）
第　７回　インターネットの教育利用（講義，課題演習）
第　８回　教育におけるインターネットの影への対応（講義，課題演習）
第　９回　インターネットとコミュニケーション（講義，課題演習）
第１０回　インターネットと犯罪（講義，課題演習）
第１１回　インターネットとセキュリティ（講義，課題演習）
第１２回　健全な情報社会を目指して（講義，課題演習）
第１３回　初等中等教育における情報モラル教育と情報倫理教育（講義，課題演習）
第１４回　情報モラル教育，情報倫理教育の授業設計演習１（講義，課題演習）
第１５回　情報モラル教育，情報倫理教育の授業設計演習2（講義，課題演習）

核回授業の事前・事後学習にはおよそ1時間程度を必要とし，課題への取り組みは指示された宛先に指定期日までに提出すること。

なし。

「インターネットの光と影」 情報教育学研究会　情報倫理教育研究グループ編　北大路書房

授業への参加態度（30点），課題（70点）

オンライン授業の場合は，ポータルサイトで授業資料（動画）を配信するオンデマンド授業の形式で行う。

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