教員名 : 神﨑 稔章
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授業科目名
金融論1
開講年次
2年
開講年度学期
2022年度前期
単位数
2単位
科目ナンバリング
E-EC-207L
担当教員名
神﨑 稔章
担当形態
単独
【科目の位置付け】
教員の免許状取得のための選択科目
科目区分・・・教科及び教科の指導法に関する科目(高等学校 商業) 施行規則に定める科目区分又は事項等・・・商業の関係科目 この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
貨幣経済学
【授業の目的と到達目標】
1.カレントな動向を踏まえた経済の金融的側面が理解できることを目標とする。
2.金融が様々なトピックを含んだ学問であることが理解できることを目標とする。 【授業の概要】
目的:金融は経済の血液と呼ばれる程,社会に欠かせないものである。現代社会において発生するリスクは金融にまつわるものに起因していることが少なくない。本講義は基礎的な理論や制度,金融に関連する体系的習得のための講義を行う。
概要:貨幣や金融機関の役割,経済循環と金融,金融機関をはじめとする金融経済に必要な仕組みを説明する。 尚、社会状況の変化が生じた場合、オンライン活用によって履修生とのやり取りに柔軟に対応する(備考参照)。 【授業計画と授業の方法】
第 1回 ガイダンス (講義)
第 2回 金融の位置づけ (講義) 第 3回 貨幣とは?(1)貨幣の機能 (講義) 第 4回 貨幣とは?(2)貨幣の進化、決済の仕組み (講義) 第 5回 国民経済計算勘定(1)三面等価 (講義) 第 6回 国民経済計算勘定(2)対外収支と国民経済 (講義) 第 7回 我が国の地域の資金循環 (講義) 第 8回 金融仲介機関の役割と流動性の供給(1)間接金融と直接金融、市場型間接金融 (講義) 第 9回 金融仲介機関の役割と流動性の供給(2)信用創造 (講義) 第10回 金融機関の役割と種類(1)金融仲介機関と日本の銀行 (講義) 第11回 金融機関の役割と種類(2)証券会社,保険会社,ノンバンク (講義) 第12回 金融機関の役割と種類(3)公的金融機関 (講義) 第13回 金融再編とメガバンク (講義) 第14回 地域金融の役割と中小企業金融 (講義) 第15回 インターネット銀行 (講義) 各回の授業の事前事後学習にはおよそ1時間程度を必要とする。 テキスト・参考書
板書やスクリーンに映し出す補足資料を用いて授業を行う。
授業時間外の学修
家森信善『金融論 (【ベーシック+】)』中央経済社、2016年。
吉野直行『改訂版 社会と銀行』放送大学教育振興会、2014年。 成績評価の方法と基準
期末試験の結果によって評価する。
備 考
1.配布資料はあくまで授業の材料である。自らが考えノートを作り試験に備えること。参考書や新聞を読むなど日頃から自主的な学習を行うこと。
2.2022年度の授業実施形態表において最高度のレベルを要請される社会状況になった場合、授業実施形態は原則オンライン(Teamsやポータル)を用いた講義を継続することで、柔軟に対応する。 担当教員の実務経験の有無
〇
実務経験の具体的内容
平常時であれば、保険業界や証券会社の方による講演を行う場合がある。
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