教員名 : 栗田 広暁
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授業科目名
財政学2
開講年次
2年
開講年度学期
2022年度後期
単位数
2単位
科目ナンバリング
E-EC-206L
担当教員名
栗田 広暁
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
公共経済学、地方財政論
【授業の目的と到達目標】
現行の制度を学ぶだけでなく、論理的な思考能力を養うことによって、望ましい財政のあり方について議論できるようになる。また、公務員を志望する学生は、本講義を通じて、公務員試験に必要な財政学の知識を身につける。
【授業の概要】
財政が果たす役割は大きく、租税の徴収および公債の発行による財源調達、ならびに公共財の供給を通じて、我々の生活に密接に関係している。経済学の分野において、財政学の役割は、政府の経済活動が広く社会に及ぼす影響を明らかにし、より望ましい財政の姿を経済学のアプローチを用いて考察することである。本講義では、主に日本の財政の歳出面に焦点を当て、公共財や社会保障制度の役割などについて解説を行う。
【授業計画と授業の方法】
第 1回 イントロダクション+日本財政の現状 (講義、演習、フィードバック) 第 2回 公共財 (講義、演習、フィードバック) 第 3回 公共支出の政治経済学 (講義、演習、フィードバック) 第 4回 国の歳出と地方自治体 (講義、演習、フィードバック) 第 5回 公共投資 (講義、演習、フィードバック) 第 6回 コロナ禍における歳出 (講義、演習、フィードバック) 第 7回 少子高齢化社会における財政 (講義、演習、フィードバック) 第 8回 社会保障予算の仕組みと現状 (講義、演習、フィードバック) 第 9回 公的年金1:日本の公的年金制度のしくみと問題点 (講義、演習、フィードバック) 第10回 公的年金2:賦課方式と積立方式 (講義、演習、フィードバック) 第11回 医療保険 (講義、演習、フィードバック) 第12回 介護保険 (講義、演習、フィードバック) 第13回 子育て・教育 (講義、演習、フィードバック) 第14回 雇用保険と生活保護 (講義、演習、フィードバック) 第15回 まとめ (講義、演習、フィードバック) 毎回授業の事前・事後学修にはおよそ1時間程度を必要とします。 テキスト・参考書
資料を配付する。
授業時間外の学修
必要に応じて授業中に指示する。
成績評価の方法と基準
期末試験の結果によって評価する。
備 考
本講義では、基本的なミクロ経済学の知識を必要とするため、1年次で学んだ入門レベルのミクロ経済学を復習していたほうが良いです。また、授業の復習をしっかりとすること。オンラインで実施する場合、MS-teamsを用いて同時双方向型授業を行います。
担当教員の実務経験の有無
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実務経験の具体的内容
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