シラバス情報

授業科目名
基礎数学1
開講年次
1年
開講年度学期
2022年度後期
単位数
2単位
科目ナンバリング
E-CS-203L
担当教員名
川口 俊宏
担当形態
単独(再履修クラス)
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
リメディアル数学
次に履修が望まれる科目
基礎数学2
【授業の目的と到達目標】
経済学などの授業で用いられるレベルの微分積分の計算力を身に付ける。また経済学などで必要になる2変数関数の最大値・最小値問題の解法についての理解の定着を図る。解説を聴くだけでは実際の理解に繋がらないため、演習問題を解くことも授業中に行う。
【授業の概要】
三角関数、指数関数、対数関数の基本概念と計算方法についての復習から始める。次に微分に関する定義を与え、初等関数の導関数、関数の増減等について学習する。後半以降は、空間内の曲面を表す2変数関数を導入し、偏微分や極値問題の講義および演習を行う。終盤では初等関数の不定積分および定積分を導入し、積分の計算方法を学習する。各項目について、原理を学んだ後に類題を提示し、受講生同士の意見交換や議論の時間を取り、他学生の考えが観える形で進めます。
<注意>
高校で学ぶ「数学Ⅱ」が前提知識として必須となります。高校で「数学Ⅱ」を履修していない場合は、「リメディアル数学」を履修するか、自主学習を通して「数学Ⅱ」の知識を身につけておくことが必要です。 
【授業計画と授業の方法】
第1回 三角関数の復習 
第2回 指数関数・対数関数の復習
第3回 微分係数と導関数の定義
第4回 積・商の微分法、合成関数の微分法
第5回 三角関数の導関数
第6回 指数関数・対数関数の導関数
第7回 無理関数の導関数,高次導関数
第8回 関数の増減と凹凸 
第9回 偏微分と偏導関数の定義
第10回 2変数関数の極値
第11回 条件付値問題(ラグランジュの未定乗数法)
第12回 原始関数と不定積分
第13回 初等関数の不定積分
第14回 リーマン和と定積分の定義
第15回 定積分と面積
テキスト・参考書
『やさしく学べる基礎数学 線形代数・微分積分』、石村園子著、共立出版
授業時間外の学修
『やさしく学べる微分積分』、石村園子著、共立出版
成績評価の方法と基準
期末定期試験で評価する。
備  考
各回の授業開始時までに、教科書の内容に目を通して来て下さい。講義内容・テキストで理解しにくかったところは、授業後やオフィスアワーに質問してください。
感染症の蔓延状況が悪化した場合は教材フォルダとTeams/メールを用いたオンライン授業に切り替え、期末試験の代わりにレポート課題で判定します。
【注意】このクラスは再履修クラスです。1年生が登録しても合格の判定は出ません。ご注意下さい。
担当教員の実務経験の有無
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実務経験の具体的内容