教員名 : 塚本 真紀
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授業科目名
現代社会と人間行動
開講年次
1年
開講年度学期
2022年度後期
単位数
2単位
科目ナンバリング
G-SS-145L
担当教員名
塚本 真紀
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
テーマ:社会の中でくらす人間の心のしくみについて社会心理学の視点から考える
到達目標: ・様々な社会現象に興味を持ち、自分自身との結びつきを社会心理学的視点から考察することができる。 ・社会現象の形成・変遷と個人の行動との関係について、社会心理学的に説明することができる。 ・人間が社会の中で生きることの意味について自分なりの考えを持ち、説明することができる。 【授業の概要】
社会の中でくらす人間の心のしくみについて、社会心理学の視点から理解を深めます。社会の中の個人、人と人との関係について論じた上で、システムの複雑さや対人関係に悩まされながらも、人間が社会を形成し、社会の中で生きていくのはなぜかを考えていきます。前半は「現代社会と自己」について、後半は「現代社会と依存」について論じます。
【授業計画と授業の方法】
第 1回 人の心は社会とどうつながりあうか(授業ガイダンスと講義)
第 2回 現代社会と自己について考える(1) 自己概念と自己意識(講義、自己概念分析演習) 第 3回 現代社会と自己について考える(2) 自己評価と精神的健康(講義) 第 4回 現代社会と自己について考える(3) さまざまな自己呈示(講義) 第 5回 現代社会と自己について考える(4) 自己開示(講義) 第 6回 現代社会と自己について考える(5) 自己愛(講義) 第 7回 現代社会と自己について考える(6) 行動分析(講義、行動変容実験) 第 8回 現代社会と自己について考える(7) 行動分析に基づく行動変容(講義、行動変容実験) 第 9回 現代社会と依存について考える(1) 甘えることと依存すること(講義) 第10回 現代社会と依存について考える(2) 他者への依存(講義) 第11回 現代社会と依存について考える(3) 他者への依存の歪みはどのようにあらわれるか(講義) 第12回 現代社会と依存について考える(4) 物質への依存;薬物への依存(講義)、期末レポート課題の説明 第13回 現代社会と依存について考える(5) 物質への依存;タバコ使用障害(講義) 第14回 現代社会と依存について考える(6) 非物質への依存;行為へのとらわれ(講義) 第15回 現代社会と依存について考える(7) 非物質への依存;社会の変化と依存、まとめ(講義) ※全回、履修生が提出した事前事後課題の記述内容をとりあげ、内容と関連付けながら講義を行います。 事前学修;事前配信資料内に呈示された「事前課題」に取り組んでください。課題に関連して、自分自身の体験想起・分析や日常生活における自他の行動観察が必要です。(所要時間30分~45分程度) 事後学修;講義最後に示された「事後課題」に取り組んでください。また、授業内で紹介した参考資料を読み、授業内容と関連付けて考えてください。(所要時間45分~60分程度) テキスト・参考書
ポータルで資料を配信します。
授業時間外の学修
講義の中で紹介します。
成績評価の方法と基準
事前課題(30%)、事後課題(30%)、期末レポート(40%)
備 考
オンラインで実施する場合、ポータルで課題送受信や資料配信を行い、MS-teamsを用いて同時双方向型授業を行う。
担当教員の実務経験の有無
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実務経験の具体的内容
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