シラバス情報

授業科目名
文化財学
開講年次
1年
開講年度学期
2022年度後期
単位数
2単位
科目ナンバリング
G-HU-131L
担当教員名
藤井 佐美
担当形態
オムニバス
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
文化財の種々相について学び、文化財の現在とその意義について理解を深め、社会に活用していくこと、また次世代にその意義を伝えられる力をつけることを目標とする。
【授業の概要】
文化財は、伝統的建造物群、文化的景観と現に人の生活や生業が行われている地域が対象になる等、その対象が広がってきている。この授業では、文化財の現状や社会とのかかわりについて論じる。またフィールドワークを通じて地域の文化財にも目を向け、実地においてより具体的に文化財とは何かを学ぶ。
【授業計画と授業の方法】
第 1回 文化財学入門(浅利 講義、課題)
第 2回 文化財保護の歴史(浅利 講義、課題)
第 3回 文化財の保存(浅利 講義、課題)
第 4回 文化財の活用(浅利 講義、課題)
第 5回 日本における世界遺産(浅利 講義、課題)
第 6回 文化財を活かしたまちづくり(浅利 講義、課題)
第 7回 文化財をとりまく諸問題(浅利 講義、課題)
第 8回 尾道市の文化財 1(西井 講義、課題)
第 9回 尾道市の文化財 2(西井 講義、課題)
第10回 尾道の絵画Ⅰ 中世〜近世(宇根元 講義、課題)
第11回 文化財関連施設を巡る(宇根元 フィールドワーク、課題)      
第12回 尾道旧市街地探訪 日本遺産のまち尾道を歩く(西井 フィールドワーク、課題)
第13回 尾道の絵画Ⅱ 近代〜現代(宇根元 講義、課題)
第14回 尾道の絵画Ⅲ(宇根元 講義、課題)
第15回 尾道市の日本遺産(西井 講義、課題)

各回授業の事前・事後学習にはおよそ1時間程度を必要とし、課題への取り組みは指示された宛先に指定期日までに提出すること。

【フィールドワーク内容】
※第11回フィールドワーク
尾道旧市街地にあるおのみち歴史博物館、爽籟軒庭園など尾道市重要文化財を観覧し、文化財の活用について現地研修する。
※第12回フィールドワーク
日本遺産箱庭的都市尾道の対象エリアである尾道旧市街地を歩き、町の移り変わりや様々な文化財をみて、現在の課題などを把握する。

オムニバスの責任者:藤井
テキスト・参考書
プリントを配布する。
授業時間外の学修
授業のなかで適宜提示する。
成績評価の方法と基準
授業への取り組み(20%)と毎回の課題提出内容(80%)の積み重ねによる総合評価。
備  考
全回オンライン授業の場合はポータルサイトとteamsを併用し資料配信を行うオンデマンド授業。学外講師3名(浅利尚民 宇根元了 西井亨)によるオムニバス授業で、担当講師により課題の形式等は異なる。フィールドワークの日程と詳細については11月中に周知する予定で、社会情勢等により実施不可となる場合は代替授業配信型で対応する。
担当教員の実務経験の有無
実務経験の具体的内容
学外での実習、フィールドワーク等を伴う授業