シラバス情報

授業科目名
心理学入門
開講年次
1年
開講年度学期
2022年度前期
単位数
2単位
科目ナンバリング
G-HU-103L
担当教員名
塚本 真紀
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
テーマ:日常的な行動を心理学的視点から理解するための基礎知識の習得
到達目標:
・日常的に生じている人間のさまざまな反応のしくみに関心を持ち、関連する心理学の理論を説明することができる。
・さまざまな反応が形成されたり変化したりするしくみを、心理学的な視点から説明することができる。
・自分や他者の反応を客観的に観察し、今後の反応や他者との相互作用の方向性について、心理学的な視点から
予測し、説明することができる。
【授業の概要】
この授業では自分の身の回りで起きている様々な現象を心理学的視点から理解していくための基礎知識を習得します。授業では講義内容に関連する実験や課題に取り組んでもらいます。それらの考察を通して、他者とのかかわり、年齢に伴う変化、知覚や記憶など、日常生活におけるさまざまな反応のしくみについて理解を深めましょう。
【授業計画と授業の方法】
第 1回  心理学の研究方法の理解(講義と実験)
第 2回  ストレスについて考えよう(講義)
第  3回  睡眠の科学(講義)
第  4回 孤独を楽しむことと孤独感を感じること(講義)
第  5回  コミュニケーションのしくみ(講義)
第  6回  説得的コミュニケーションと態度・行動の変容(講義)
第  7回 「考える力」の発達過程(講義)
第  8回  青年期の特徴(講義)
第 9回  錯覚はなぜ起こる?−知覚のしくみ−(ウェブサイトを利用した錯覚体験をふまえた講義)
第 10回  記憶力がいい、わるいとはどういうことか?−記憶のしくみ−(講義と実験)
第 11回  偏ったものの見方に気づく−認知のバイアスのしくみ(講義)
第 12回  さまざまな状況での認知のバイアス(講義)、期末レポート課題の説明
第 13回  学習理論をもとにした行動の理解その1;レスポンデント条件づけ(講義)
第 14回  学習理論をもとにした行動の理解その2;オペラント条件づけ(講義)
第 15回  学習理論をもとにした行動の理解その3;行動分析と行動変容(講義と実験)
※全回、履修生が提出した事前事後課題の記述内容をとりあげ、内容と関連付けながら講義を行います。

事前学修;事前配信資料内に呈示された「事前課題」に取り組んでください。課題に取り組むためには、日常生活における自分や他者の行動観察が必要です。(所要時間30分~45分程度)
事後学修;講義最後に示された「事後課題」に取り組んでください。また、授業内で紹介した参考資料を読み、授業内容と関連付けて考えてください。(所要時間45分~60分程度)
テキスト・参考書
ポータルで資料を配信します。
授業時間外の学修
講義の中で紹介します。
成績評価の方法と基準
事前課題30%、事後課題30%、期末レポート40%
備  考
オンラインで実施する場合、ポータルで課題送受信や資料配信を行い、MS-teamsを用いて同時双方向型授業を行います。
担当教員の実務経験の有無
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実務経験の具体的内容