![]() 教員名 : 吉原 慎介
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授業科目名
日本画材料技法演習
開講年次
1年
開講年度学期
2022年度後期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
担当教員名
吉原 慎介
担当形態
単独
【科目の位置付け】
教科及び教科の指導法に関する科目(中学校及び高等学校 美術)
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
【授業の到達目標及びテーマ】
絵画組成における「日本画の材料及び技法」について、多様な物性を検証し識見を深めることによって、実技制作・創作研究上の発想と表現に資する。
【授業の概要】
日本画制作に関わる、素材や表現方法の可能性について実践を通して学ぶ。併せて、歴史的、理論的な分析を行なう。
【授業計画】 講 義 内 容
第1回:日本画における材料の基礎知識:紙「講義」
第2回:日本画における材料の基礎知識:絵具「講義」 第3回:日本画における材料の基礎知識:膠「講義」 第4回:日本画における材料の基礎知識:墨「講義」 第5回:紙と墨を使用した技法:ドーサ、張り込み「講義」「実習」 第6回:紙と墨を使用した技法:滲み、縁蓋「講義」「実習」 第7回:岩絵具の製造と工程:鉱石の種類と特徴「講義」「実習」 第8回:岩絵具の製造と工程:道具と使用法「講義」「実習」 第9回:岩絵具の製造と工程:手作業と機械加工「講義」「実習」 第10回:岩絵具の製造と工程:洗浄、不純物の除去「講義」「実習」 第11回:岩絵具の製造と工程:乾燥、顕微鏡による粒子の確認「講義」「実習」 第12回:岩絵具の製造と工程:篩による粒子分け、水干による粒子分け「講義」「実習」 第13回:岩絵具の製造と工程:「番手」の比較「講義」「実習」 第14回:岩絵具の製造と工程:精度の評価「講義」「実習」 第15回:岩絵具の製造と工程、総括「講義」「実習」 テキスト
授業開始時にプリント資料を配付する。
参考書・参考資料等
素材資料を授業内で提示する。
学生に対する評価
演習への積極的な取り組み(70%)とレポート(30%)により総合的に評価する。
備 考
・オンラインになった場合、学内教員による演習と共に、受講者が自宅で実施可能な内容に変更する。
・授業当日はTeamsのビデオ通話を通して学生の進捗状況を見ながら講義・実習を行う。 ・Teamsで教員による技法の動画配信も行う。 ・講義後、対面再開後に作品を提出してもらい採点する。 |