教員名 : 安部 孝典
|
授業科目名
博物館情報・メディア論
開講年次
2年
開講年度学期
2022年度前期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
C-CL-202L
担当教員名
安部 孝典
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
【授業の到達目標及びテーマ】
情報・メディアの歴史と定義を理解し、具体的にそれらを有効に活用する方法を養うことで、博物館とメディアの関係が理解できることを目標とします。
【授業の概要】
情報・メディアの普遍的意義や種類を理解すると共に、博物館や美術館、あるいは教育や研究活動を進める上で、情報の提供やメディアの活用方法について基礎的な能力を養います。また、今日のメディアの急速な発展と普及による価値と問題を考察し、高度情報化社会に対応した新しい博物館情報のあり方を学習します。
【授業計画】 講 義 内 容
第 1回 オリエンテーション:情報技術、メディア環境の変化(講義、フィードバック)
第 2回 視聴覚メディアの理論と歴史(1):映画の誕生と無声映画(講義、フィードバック) 第 3回 視聴覚メディアの理論と歴史(2):トーキー と古典的ハリウッド映画(講義、フィードバック) 第 4回 視聴覚メディアの理論と歴史(3):映画のリアリズムと新しい波(講義、フィードバック) 第 5回 視聴覚メディアの理論と歴史(4):ビデオ時代と映像の未来(講義、フィードバック) 第 6回 メディアとしての博物館(1):展示映像、音声ガイド(講義、フィードバック) 第 7回 メディアとしての博物館(2):デジタル・アーカイブ、バーチャル・ミュージアム(講義、フィードバック) 第 8回 メディアとしての博物館(3):映像技術、インタラクティブ・メディア(講義、フィードバック) 第 9回 博物館メディアの役割と学習活用(1):デジタル化のメリットとその技法(講義、フィードバック) 第10回 博物館メディアの役割と学習活用(2):各地の博物館・美術館の常設展におけるデジタル技術の活用例(講義、フィードバック) 第11回 博物館メディアの役割と学習活動(3):知のオープン化、ソーシャルメディアによる情報発信(講義、フィードバック) 第12回 デジタル・アーカイブの現状と課題:デジタル・ミュージアム、VRとAR(講義、フィードバック) 第13回 博物館と知的財産(1):著作権の概要、保護期間、権利制限(講義、フィードバック) 第14回 博物館と知的財産(2):博物館資料の取り扱いが問題となるケース(講義、フィードバック) 第15回 まとめと補足(講義、フィードバック) テキスト
適宜プリントを配布します。
参考書・参考資料等
授業内容にそって、適宜紹介します。
学生に対する評価
平常評価(出席や授業コメント):50%と期末レポート:50%によって評価します。
備 考
事後学修(授業で紹介したWebサイト等閲覧)30分程度。
オンライン授業の場合はポータルサイトで講義動画を配信するオンデマンド授業。 提出課題等をもとに各回授業のフィードバックを行う。 |