シラバス情報

授業科目名
博物館教育論
開講年次
2年
開講年度学期
2022年度後期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
C-CL-203L
担当教員名
国近 有佑子
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
博物館学入門、生涯学習概論等
次に履修が望まれる科目
博物館経営論等
【授業の到達目標及びテーマ】
博物館における学びの意義や特性、現状について理解を深め、様々な観点から考えることができる。
博物館の教育機能に関する知識や方法を習得し、実践的に取り組む能力の基礎が身についている。 
【授業の概要】
博物館教育に関する基本的な知識を得るとともに、具体的な事例や実践を通して、博物館と来館者との関係、博物館の社会的な役割や可能性、課題について考えます。
授業は講義を中心に、グループワークやワークショップ体験(校外学習)等を行う予定です。
日頃から博物館に関する情報を収集し、実際に訪ねるとともに、オンライン上のものも含めて、各種の教育プログラムを体験することを推奨します。 
【授業計画】                 講    義    内    容

第1回     ガイダンス、ワークショップ : 授業の目標、スケジュール、評価基準
第2回     グループワーク : 博物館での学びについて考える(1) 学びとは何か
第3回     グループワーク : 博物館での学びについて考える(2) 生涯学習
第4回     講義 : 博物館教育の理念と歴史
第5回     グループワーク : さまざまな学習理論、学びの文脈モデル
第6回     講義 : 教育プログラムの発想法、企画、評価
第7回     グループワーク : 教育プログラムの考案
第8回     グループワーク : 美術館の鑑賞プログラム、VTS
第9回     講義 : 博物館のアクセシビリティ
第10回     校外学習 : ワークショップ体験
第11回     講義 : 子どもと博物館
第12回     グループワーク(発表) : 教育プログラムのプレゼンテーション
第13回     講義 : 博物館教育の広がり(1) 地域との連携
第14回     講義 : 博物館教育の広がり(2) MLA連携
第15回     まとめ、グループワーク : これからの博物館と学び

筆記試験
テキスト
特に指定しません。毎回資料を配布しますので、整理して予習・復習に役立ててください。
参考書・参考資料等
内容に応じて適宜紹介しますので、学習に役立ててください。
学生に対する評価
・授業への参加度および毎回行うリアクションフォームへの回答(50%)、筆記試験(50%)によって成績を判断します
・基本的な知識が身についているかどうかに加え、授業への意欲的・自主的な参加を評価の対象とします。
・筆記試験をレポート課題に置き換える場合があります。 
備  考
事前学修:前もって配布する資料に目を通し、リサーチしておくこと(各回30分程度)
事後学修:学習内容を整理し、リアクションフォームを提出すること(各回30分程度)

・ワークショップ実施の都合および受講者の興味関心にあわせ、授業内容を前後し、横断的に行う場合があります。

・オンライン授業はTeamsを用いて資料を配布し、授業の配信をリアルタイムで行います。
・状況に応じた感染予防対策を実施しながら、可能な範囲で対面のグループワーク等を実施します。
・感染拡大防止の観点から参加を希望しない方は代替課題によって対応します。