シラバス情報

授業科目名
博物館展示論
開講年次
2年
開講年度学期
2022年度前期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
C-CL-201L
担当教員名
市川 彰
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
博物館資料論 等
次に履修が望まれる科目
【授業の到達目標及びテーマ】
単に展示を楽しむだけではなく、そこに至った事情・経緯を想定しながら、批判的に分析することができるようになることが第一目標です。
【授業の概要】
博物館における展示に関する基礎を習得してもらいます。展示とは単に資料を列べるだけの行為ではなく、そこに見いだせる意味や機能はさまざまです。具体的なケーススタディを通じて、博物館展示の多様なあり方を考察します。
【授業計画】                 講    義    内    容
第 1回 オリエンテーション…[講義]
第 2回 博物館における展示とは何か(1) 展示の意義…[講義]
第 3回 博物館における展示とは何か(2) 展示のはたらき…[講義]
第 4回 博物館における展示とは何か(3) ケーススタディ…[講義・演習]
第 5回 展示の手法(1) さまざまな展示を知る…[講義]
第 6回 展示の手法(2) 保存と展示…[講義]
第 7回 展示の手法(3) ケーススタディ 資料の調査研究…[講義・演習]
第 8回 展示の手法(4) ケーススタディ 資料展示イメージの作成…[講義・演習]
第 9回 展示を作り上げる(1) 展覧会の構想と企画 説明…[講義]
第10回 展示を作り上げる(2) 展覧会の構想と企画 準備…[演習]
第11回 展示を作り上げる(3) 展示計画(デザインと設営)…[演習]
第12回 展示を作り上げる(4) 展示計画(集荷返却と陳列作業)…[演習]
第13回 展示を作り上げる(5) 展示計画(解説のあり方)…[演習]
第14回 展示を作り上げる(6) 評価と総括…[演習]
第15回 補遺とまとめ 展示の可能性…[講義]
テキスト
使用しません。
参考書・参考資料等
必要があるときに指示します。
学生に対する評価
平常点(課題提出、授業態度)60%、筆記試験40%
備  考
授業ごとに、主体的な思考を求める課題を課します。
事前学習30分程度(イメージを膨らませるためのリサーチ)、事後学習(内容の振り返り)30分程度。
*オンライン授業への移行を余儀なくされた場合、ポータルサイトを用いて課題を提示します。