シラバス情報

授業科目名
美術科教育法演習2
開講年次
3年
開講年度学期
2022年度後期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
担当教員名
牧原 竜浩
担当形態
単独
【科目の位置付け】
教員の免許状取得のための中学校一種免許の必修科目/高等学校一種免許の選択科目
科目区分…教科及び教科の指導法に関する科目(中学校及び高等学校 美術)
施行規則に定める科目区分又は事項等…各教科の指導法(情報機器及び教材の活用を含む。)
【授業の到達目標及びテーマ】
基本的目標:教材・題材・材料・用具・技法などの基礎知識をもとに、目標に合わせた授業の研究をすることができる。
発展的目標:生徒の学習意欲をわかせる教材・題材の開発や提示の工夫と、その適合性や指導法について研究することができる。
【授業の概要】
第1回から第4回までは、講義及び討議を中心に美術科教材研究について考察する。第5回以降は、演習形式の授業形態で、題材ごとの教材研究と教材計画を作成し、実践力を育てる。
【授業計画】                 講    義    内    容
第1回:中学校・高等学校の美術科教材研究の意義(表現と鑑賞領域の理解と研究開発)【講義】
第2回:評価の観点と評価方法の演習【講義、演習】
第3回:教材研究に於ける発想の展開(自然物から)【講義、演習】
第4回:教材研究に於ける発想の展開(人工物からの発展)【講義、演習】
第5回:表現領域の教材研究演習 デザインの教材計画の作成【演習】
第6回:表現領域の教材研究演習 デザインの作品制作【演習】
第7回:表現領域の教材研究演習 工芸の教材計画の作成【演習】
第8回:表現領域の教材研究演習 工芸作品の制作【演習】
第9回:表現領域の教材研究演習 彫刻(粘土)の教材計画の作成【演習】
第10回:表現領域の教材研究演習 彫刻(粘土)の作品制作【演習】
第11回:表現領域の教材研究演習 彫刻(他素材)の教材計画の作成【演習】
第12回:表現領域の教材研究演習 彫刻(他素材)の作品制作【演習】
第13回:鑑賞領域の教材研究演習 効果的な鑑賞スタイルの研究と計画の作成【講義、演習】
第14回:鑑賞領域の教材研究演習 鑑賞の教材計画の作成(美術史)【講義、演習】
第15回:鑑賞領域の教材研究演習 鑑賞の教材計画の作成(対話型鑑賞)【講義、演習】
テキスト
学校現場の教材研究資料を配布する。
参考書・参考資料等
文部科学省「中学校学習指導要領(平成29年3月公示)解説 美術編」(日本文教出版)、文部科学省「高等学校学習指導要領(平成30年3月公示)解説 美術編」、「中学校・高等学校の美術教科書」、「指導書」、文部科学省「中学校学習指導要領(平成29年3月公示)本体」(東山書房)、文部科学省「高等学校学習指導要領(平成30年3月公示)本体」
学生に対する評価
講義で展開した教材計画資料(40%)、制作した作品(40%)、発表・討論など授業への取り組み(20%)で評価する。
備  考
オンライン授業の場合はポータルサイトで課題提示し、期日までに課題提出する。各回の課題提示時に授業のフィードバックを行う。