日本画実習３

4年

2022年度前期、2022年度後期

10.00単位

A-SJ-401P

中村　譲、鈴木　恵麻、吉原　慎介

複数

教員の免許状取得のための必修科目
科目区分・・・教科及び教科の指導法に関する科目（中学校及び高等学校　美術）
施行規則に定める科目区分又は事項等・・・絵画（映像メディア表現を含む）

日本画実習２

卒業制作

日本画実習Ⅰ・Ⅱでの研究成果を基に、個性あるテーマや表現を、卒業制作を視野に入れた大画面で表現できるよう、造形力、構成力、完成度を高めることを目指す。

前期は人物デッサン、古典模写、人物制作５０号、自由制作５０〜１００号で制作し、後期は自画像制作１５号と卒業制作のための補助的な研究を行う。授業計画１回分を同一週内で実施する。

第１回：【人体デッサン】クロッキー（５４０分＝６時限）「実習」
第２回：【人体デッサン】観察による自由表現、提出（７２０分＝８時限）「実習」
第３回：【人物制作】スケッチ、小下図、大下図（９００分＝１０時限）「実習」
第４回：【人物制作】画材と描画法の研究（５４０分＝６時限）「実習」
第５回：【人物制作】技法の研究（７２０分＝８時限）「実習」
第６回：【人物制作】表現の研究　講評（９００分＝１０時限）「実習」「発表」
第７回：【古典模写】下準備（模本、パネル、基底材、絵具）（７２０分＝８時限）「講義」「実習」
第８回：【古典模写】〈上げ写し〉（７２０分＝８時限）「実習」
第９回：【古典模写】〈彩色〉表現研究（７２０分＝８時限）「実習」
第１０回：【古典模写】〈彩色〉仕上げ、提出（５４０分＝６時限）「実習」
第１１回：【自由制作】取材、スケッチ、小下図、大下図（９００分＝１０時限）「実習」
第１２回：【自由制作】制作工程の研究（５４０分＝６時限）「実習」
第１３回：【自由制作】画材と描画法の研究（７２０分＝８時限）「実習」
第１４回：【自由制作】技法の研究（７２０分＝８時限）「実習」
第１５回：【自由制作】仕上げ　講評（９００分＝１０時限）「実習」「発表」
第１６回：【自画像制作】クロッキー、エスキース（１８０分＝２時限）「実習」
第１７回：【自画像制作】自画像デッサン（２７０分＝３時限）「実習」
第１８回：【自画像制作】小下図、大下図（２７０分＝３時限）「実習」
第１９回：【自画像制作】技法研究（１８０分＝２時限）「実習」
第２０回：【自画像制作】表現研究（１８０分＝２時限）「実習」
第２１回：【自画像制作】地塗り、下塗り（１８０分＝２時限）「実習」
第２２回：【自画像制作】大まかな描込み（１８０分＝２時限）「実習」
第２３回：【自画像制作】細部の描込み（１８０分＝２時限）「実習」
第２４回：【自画像制作】問題点解決（１８０分＝２時限）「実習」
第２５回：【自画像制作】仕上げ 【卒業制作の補助研究】客観的意見の聴取、課題の洗い出し（２７０分＝３時限）「実習」
第２６回：【自画像制作】額装【卒業制作の補助研究】課題の克服（９０分＝１時限）「実習」
第２７回：【自画像制作】一次提出、講評会【卒業制作の補助研究】一次提出、講評会、課題の整理（１８０分＝２時限）「実習」「講義」
第２８回：【卒業制作の補助研究】撮影（９０分＝１時限）「実習」
第２９回：【卒業制作の補助研究】展示計画（２７０分＝３時限）「実習」
第３０回：【卒業制作の補助研究】後期講評、最終提出（１８０分＝２時限）「実習」「講義」

使用しない。

画集等の参考資料を必要に応じて提示する。

実習への取り組み姿勢（３０％）と、提出作品による造形力・表現技術の達成度（７０％）を総合的に評価する。

積極的に取材や作品鑑賞をすること。　　
全回オンラインになった場合、Teamsを利用し古典模写や制作は経過を確認、指導する。人体デッサンにおいては学外でできる風景デッサンや静物デッサンにモチーフ変更を行う。研究会は作品画像をTeamsに上げ行い、後ほど作品を提出してもらってから採点する。

〇

創作活動、制作活動を行っている芸術家による実習