シラバス情報

授業科目名
木工演習
開講年次
1年
開講年度学期
2022年度後期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
A-SF-123S
担当教員名
松本 寛治、林 宏
担当形態
複数
【科目の位置付け】
教員の免許状取得のための必修科目(中学校 美術)、教員の免許状取得のための選択科目(高等学校 美術)
科目区分・・・教科及び教科の指導法に関する科目(中学校及び高等学校 美術)
施行規則に定める科目区分又は事項等・・・工芸
この授業の基礎となる科目
塗装法演習
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
演習を通して木質材料の特性を理解し、加工のための機械、工具の使い方を学ぶことで、素材の特性を生かした作品制作を安全に行うことができる。
【授業の概要】
 木質材料の基礎知識および木工制作における基礎技法について、制作を通して身につける。簡単な図面の作成や塗装法についても講義を行う。
【授業計画と授業の方法】
①  額の制作、自身の作品を収めるための額の制作 サイズは5号未満 
  
 最終的には自身の作品を入れて講評を行う。

第1回 オリエンテーション 木質材料の基礎知識の講義 木工安全講習 「講義」
第2回「額の制作」自身の作品を収めるための額の制作ガイダンス スケッチ「演習」
第3回「額の制作」機械による製材 手作業による材料取り「演習」
第4回「額の制作」機械加工とノミなどを使った加工1「演習」
第5回「額の制作」機械加工とノミなどを使った加工2「演習」
第6回「額の制作」接着組み立て 「演習」
第7回「額の制作」仕上げ加工1「演習」
第8回「額の制作」仕上げ加工2 「演習」
第9回「額の制作」塗装 「演習」


② カッティングボードの制作 サイズは210×360程度
 
 
第10回「カッティングボード」ガイダンス スケッチ
「講義」
第11回「カッティングボード」機械による製材 手作業による材料取り
「演習」
第12回「カッティングボード」機械加工とノミなどを使った加工1「演習」
第13回「カッティングボード」機械加工とノミなどを使った加工2
「演習」
第14回「カッティングボード」仕上げ加工 塗装
「演習」
第15回「額」および「カッティングボード」 総講評  「発表」

各回の事前事後学習にはおよそ1時間程度を必要とし、演習のまとめと次回への取り組みを計画する。
テキスト・参考書
特に指定しない。
授業時間外の学修
使用しない。
成績評価の方法と基準
授業への取り組み(30%)作品の提出(70%)
備  考
指導者の指示に沿って、安全作業を遵守して下さい。必ず作業着、作業靴を着用して出席してください。材料費が3500円程度必要。
オンライン授業の場合はTeamsを利用する。 
担当教員の実務経験の有無
実務経験の具体的内容
創作活動、制作活動を行っている芸術家による実習