日本美術史１

1年

2022年度前期

2.00単位

J-RE-112L/A-SF-102L

市川　彰

単独

教員の免許状取得のための必修科目
科目区分・・・教科及び教科の指導法に関する科目（中学校及び高等学校　美術）
施行規則に定める科目区分又は事項等・・・美術理論及び美術史（鑑賞並びに日本の伝統美術及びアジアの表現を含む）

日本美術史Ⅱ

おおよその日本美術史の流れをつかむと同時に、実際の美術作品を見るきっかけとしていただきたいと思います。さらに、自分の言葉で作品の「良さ」を語れるようになることを目標としています。

日本美術史の流れを概観します。それぞれの時代を代表する名品を、彫刻、絵画、書跡、工芸などの分野の別を問わず、鑑賞するポイント、作品にまつわるエピソードなどを交えながら紹介していきます。知識の習得もさることながら、それ以上に美術作品を楽しむ豊かな感性を養っていくことを目的としています。

第　１回　ガイダンス…［講義］
第　２回　「用途」を表現に見る…［講義］
第　３回　「目的」から表現を見る…［講義］
第　４回　「共通点と差異」から表現を見る…［講義］
第　５回　「物語」から表現を見る…［講義］
第　６回　「色と形」から表現を見る…［講義］
第　７回　「数と量」から表現を見る…［講義］
第　８回　「性質」を表現に見る…［講義］
第　９回　「手法」から表現を見る…［講義］
第１０回　「捧げること」と表現の連関を見る…［講義］
第１１回　「尊いものと恐ろしいもの」の表現を見る…［講義］
第１２回　「空間」の表現を見る…［講義］
第１３回　「思想や物語」を表現に見る…［講義］
第１４回 「作者の個性」を表現に見る…［講義］
第１５回　「優美であること」と表現の連関を見る…［講義］

使用しません。

必要がある場合にお伝えします。

平常点（課題提出、授業態度）６０％、筆記試験４０％

できるだけ社寺、博物館や美術館を訪れて、「実物」を鑑賞することを心がけてください。
講義ごとに、主体的な思考を求める課題を課します。
＊オンライン授業への移行を余儀なくされた場合、ポータルサイトを用いて課題を提示します。

〇

学芸員として実務経験を持つ教員による授業