社会学入門

1年

2022年度後期

2.00単位

G-SS-141L

山口　健一

単独

　社会学的思考力を身に付けることを目標とする。すなわち、われわれが普段何気なく生活している「あたりまえ」の社会は、これまで培ってきた常識のようなものだけではなく、別様の可能性を有した複雑なものでもあるという複眼的なものの見方を身に付ける。

　社会学の基本的な視点を踏まえつつ、さまざまな分野で活用される社会学的研究を見ていくことにより、社会学の基礎を学ぶ。まず、人と人とのコミュニケーションに着目して「社会」に対する基本的な視点を学ぶ。次に、われわれが生きている現代社会と関連させながら、社会学的な視点でみたさまざまな問題や現状をみていく。それらにより、社会学的な思考力を身に付けることを目的とする。

第　１回　イントロダクション　　　　　　　　　（講義、コメントシート、フィードバック）
第　２回　社会学というパースペクティブ　　　　（講義、コメントシート、フィードバック）
第　３回　社会学のダイナミズム　理論と調査　　（講義、コメントシート、フィードバック）
第　４回　自己論　自己とアイデンティティ　　　（講義、コメントシート、フィードバック）
第　５回　集団論　共同体と結社　　　　　　　　（講義、コメントシート、フィードバック）
第　６回　公と私　　　　　　　　　　　　　　　（講義、コメントシート、フィードバック）
第　７回　近代化　　　　　　　　　　　　　　　（講義、コメントシート、フィードバック）
第　８回　グローバリゼーション　　　　　　　　（講義、コメントシート、フィードバック）
第　９回　宗教社会学　　　　　　　　　　　　　（講義、コメントシート、フィードバック）
第１０回　法社会学　　　　　　　　　　　　　　（講義、コメントシート、フィードバック）
第１１回　消費社会論　　　　　　　　　　　　　（講義、コメントシート、フィードバック）
第１２回　近代と公共圏　　　　　　　　　　　　（講義、コメントシート、フィードバック）
第１３回　ボランティア論　　　　　　　　　　　（講義、コメントシート、フィードバック）
第１４回　ワークキャンプと「ボランティア」　　（講義、コメントシート、フィードバック）
第１５回　まとめ　　　　　　　　　　　　　　　（講義、コメントシート、フィードバック）

本講義は、配付資料により内容が判明する以上、内容の復習に注力してほしい（1時間程度）。関心のある内容については、資料にて提示された文献等を読むことが望ましい。

プリントを配付する。中島　義道、2016、『「思いやり」という暴力』　PHP文庫

授業への参加度　30％　　期末レポート　70％

授業の復習と課題図書の読み込みに取り組むこと。適宜紹介する文献を読むことを推奨する。
感染症等の社会状況によりオンライン(Teamsによるオンデマンド配信)で実施することがある。

×