シラバス情報

授業科目名
地域の伝統文化(囲碁)
開講年次
1年
開講年度学期
2022年度後期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
G-LC-102L
担当教員名
山本 賢太郎
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
(1)囲碁のルールを習得し19路盤で対局できるようになること
(2)囲碁の世界、歴史全般及び囲碁と尾道市との歴史的関係を知ること
2項を柱に、日本の伝統文化である囲碁を体験し、教養として身につけることにある。
【授業の概要】
江戸時代の囲碁の巨人「本因坊秀策」が因島生まれであることに由来し、囲碁は尾道市の市技である。
本講義では、この日本の伝統文化を身につけ、囲碁の持つ力※を修得することはもちろんのこと、尾道のより一層の理解に役立てる。(※囲碁の持つ力とは…(1)大局観を養える、(2)答えのない局面で考える力を身につけられる、(3)論理的な思考・集中力・認識力を養える、(4)日本の伝統文化を学び、国際交流のコミュニケーション力を身につけられる、(5)負ける経験をして、克服する力を鍛えられる、(6)能動的に考えることに慣れる)
【授業計画と授業の方法】
第1回 ガイダンス                            (講義)
第2回 ルールの解説                           (講義+9路盤実戦)
第3回 ルールの復習                           (講義+9路盤実戦)
第4回 終局の説明                            (講義+9路盤実戦)
第5回 対局の流れと初歩技術の解説                    (講義+9路盤・19路盤実戦)
第6回 授業内テスト(1)                        (講義+テスト・19路盤実戦)
第7回 模範碁の解説と対局(1)(19路盤での終局の判断と、整地の仕方)  (講義+19路盤実戦)
第8回 模範碁の解説と対局(2)(19路模範碁の解説と、実践対局)     (講義+19路盤実戦)
第9回 囲碁の世界(映写資料を使用予定)                 (講義+19路盤実戦)
第10回 模範碁の解説と対局(3)(19路模範碁の解説と、実践対局)    (講義+19路盤実戦)
第11回 9子局の解説と連碁                        (講義+19路盤実戦)
第12回 模範碁の解説と対局(4)(ペア碁)               (講義+19路盤実戦)
第13回 授業内テスト(2)                       (講義+19路盤実戦)
第14回 模範碁の解説と対局(5)(19路模範碁の解説と、実践対局)    (講義+19路盤実戦)
第15回 代表者対局 まとめ                       (講義+19路盤実戦終局テスト)
テキスト・参考書
東大教養囲碁講座(光文社新書)2007年発行、著者:石倉昇、梅沢由香里、黒瀧正憲、兵頭俊夫
授業時間外の学修
実践囲碁総合演習(日本棋院)2014年発行
成績評価の方法と基準
授業態度、実技の習得度で総合的に評価する。
備  考
予習としてテキストの該当事項を読んでおくこと。

※遠隔授業の際
(オンタイム授業)
zoomを使用した遠隔授業
日本棋院が運営する、幽玄の間(オンライン対局サイト)での対局をメインとし最終目標
(終局)への知識を高めていきます。
毎授業主に(講義+学生同士のオンライン対局)が中心となります。
担当教員の実務経験の有無
実務経験の具体的内容
現役棋士による囲碁の力を身に着ける授業