シラバス情報

授業科目名
尾道学入門
開講年次
1年
開講年度学期
2022年度前期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
G-LC-101L
担当教員名
森本 幾子
担当形態
オムニバス
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
本講義は、尾道市立大学に入学してきた学生が、尾道という地域の文化や課題に関わるさまざまなテーマを通して、出身地およびその他地域の問題に関心を持ち、自分なりの考えを持つことができるようになることが主な目的である。講義では、毎回の授業内容を理解し、それをふまえた上で、毎回出されるそれぞれの課題に対して適切な回答ができることが求められる。
【授業の概要】
学生時代を過ごす「尾道」を切り口をとして、尾道の歴史や文化、また尾道に関する経済・経営・情報学、文学、美術等それぞれの分野に関するテーマを設定し、毎回異なった講師によるオムニバス形式で講義を行う。また、尾道において、現在問題となっている地域の課題に関する内容も含め、多方面から学問的なアプローチを試みることによって、尾道独自の地域性に対する理解を深める。
【授業計画と授業の方法】
第1回  尾道の人物を主人公とした文学 —拳骨和尚—(藤沢毅)「講義」
第2回  尾道の歴史遺産とその活用(森本幾子)「講義」
第3回  尾道から世界へ —尾道企業のグローバル化構想ー(趙怡純)「講義」
第4回  ここ、尾道市立大学の周辺—久山田をめぐる伝承文化—(藤井佐美)「講義」
第5回  尾道の物語と地域の魅力(光原百合)「講義」
第6回  和作先生の思い出(村上選)「講義」
第7回  求道の画家 平山郁夫(幸野昌賢)「講義」
第8回  志賀直哉の尾道時代(寺杣雅人)「講義」
第9回  負の地域資源と美術活動 (小野環)「講義」
第10回  タイトル(未)(平谷祐宏(尾道市長))「講義」
第11回  尾道空き家再生プロジェクト(豊田雅子)「講義」
第12回  都市尾道の歴史的環境とまちづくり(真野洋介)「講義」
第13回  暮らしを考え、人とつながり、まちをつくる—尾道とライプツィヒに学ぶ〈空き家・空き地〉を起点としたまちづくり—(大谷悠)「講義」
第14回   近世尾道の「為替金」と地域経済ー魚取引を中心に—(森本幾子)「講義」
第15回  地域学の発掘 —「尾道学」構築と実践のあらまし—(林良司)「講義」
テキスト・参考書
各講義時にオンラインにて配布する。
授業時間外の学修
授業によっては、講義時に適宜紹介する。
成績評価の方法と基準
毎回、講師が講義内容に沿った課題を出し、それに対して適切な回答をレポート形式で提出してもらう。もし、講義内容と無関係であったり、講師の指定した課題に沿っていない内容の場合は、レポートとして認めないこととする。
備  考
受講前に、シラバスの内容をよく読むこと。尾道の地域性について学び、講師の課題に対して適切なまとめができ、また、講義内容をふまえた上で、自分なりの考えを述べることが重要である。
授業形態は、オンライン(オンデマンド型)で実施する。オンライン授業では、TeamsとZoomを利用する。どちらのツールを利用するかは、授業回によって異なるので、その都度事前に連絡をする。
担当教員の実務経験の有無
実務経験の具体的内容
創作活動、制作活動を行っている芸術家等による授業