シラバス情報

授業科目名
文芸創作入門1
開講年次
2年
開講年度学期
2022年度前期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
J-RE-231S
担当教員名
小畑 拓也
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
「創作」が特殊な行為でないことを、パスティーシュ/パロディを基礎においた「物語」の構成とコラージュ/ブリコラージュ的な編集の実践を通じて確認する。最終的には典型的なモチーフ、構造を元にテクストを紡ぎ、視覚メディア上に効果的に配置する技術の習得を目指す。
【授業の概要】
創作行為を脱神話化し、日常的言語活動の範疇に再配置する。
【授業計画と授業の方法】
第 1回 オリエンテーション(講義)
第 2回 文芸創作とはなにか(講義)
第 3回 記憶と記録の文芸:韻文の世界(講義)
第 4回 記憶と記録の文芸:歴史記述と文体模倣(講義)
第 5回 修辞学と雄弁術:修辞学と日常のポリティクス(講義)
第 6回 修辞学と雄弁術:プレゼンテーションと雄弁術(講義)
第 7回 小説とジャーナリズム:ジャーナリズムの出発点(講義)
第 8回 小説とジャーナリズム:ジャーナリズムの方法論(講義)
第 9回 小説とジャーナリズム:ジャーナリズムの想像力(講義)
第10回 メディアの多様性と編集技法:メディア分析とコンピュータリテラシー(講義)
第11回 メディアの多様性と編集技法:交差するメディア(講義)
第12回 雑誌をつくる:ブレインストーミング・企画(講義)
第13回 雑誌をつくる:コンペ・役割分担(講義、実習)
第14回 雑誌をつくる:編集作業(講義、実習)
第15回 雑誌をつくる:編集作業(講義、実習)

各回授業の事前・事後学習(講義内容の整理と講義で提示されたキーワードをもとにした情報収集)にはおよそ1時間必要。
3回目から12回の授業内容に即した創作課題、提出された課題を履修者が相互に評価する合評会課題は指定された期日までにポータル経由で提出する。
単位を取得するには12回から15回のテーマに即した最終課題(グループワーク)に参加しなければならない。
テキスト・参考書
資料を配付する。
授業時間外の学修
授業中に指示する。
成績評価の方法と基準
授業参加状況および授業課題への取り組み(50)、テーマ課題[個人]および最終課題[グループワーク](50)
備  考
物語やメディアの枠組みを意識して、読解や構成を行う習慣をつけておくこと。物語やメディアの「文法」を知ることで、コミュニケーション技術としての文芸創作の重要性が理解できるようになる。

全回オンライン授業となった場合、講義はMicrosoft Teams上で、リアルタイムに行うが、ビデオ会議やビデオ教材の配信ではなく、文字ベースとなる。課題提示と提出受付はポータル経由とする。
担当教員の実務経験の有無
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実務経験の具体的内容