シラバス情報

授業科目名
教職実践演習
開講年次
4年
開講年度学期
2022年度後期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
C-TL-401S
担当教員名
信木 伸一、塚本 真紀
担当形態
複数
【科目の位置付け】
教員の免許状取得のための必修科目
科目区分…教育実践に関する科目
施行規則に定める科目区分又は事項等…教育実習
【授業の到達目標及びテーマ】
1.使命感と愛情をもって生徒と接し、学校教育の諸課題と向き合い、対処の方法について説明することができる。
2.他の教職員、保護者、地域の関係者と連携した教育の重要性について理解し、説明することができる。
3.学級経営の考え方を理解し学級経営案を作成し、生徒や保護者に説明することができる。
4.教科指導や学級経営、生徒理解のためにさらに自らが検討を深めて行くべき具体的課題を認識し、論理的に説明することができる。
【授業の概要】
教員としての資質を磨き、必要な知識技能の完成を目指す。グループワークや発表・討論等を通して、教員として自ら研鑽を続ける自己学習力を確立する。教員として必要な資質・能力の各領域における目標・評価基準に照らして到達度評価を行う。また、入学段階からのすべての教職のための教育を通して、形成的評価を行う。履修者は第1回授業前に、ポータルの教職ポートフォリオ「教職を目指す上での課題(1〜4年次)」「資質能力の自己評価(3年次末までのもの)」「教職関連科目の履修状況(3年次末までに修得した科目について入力)」「学外実習・ボランティアの記録(4年次前期までのもの)」の入力・公開が完了しているか確認しておくこと。 
【授業計画】                 講    義    内    容
第1回 教員としての資質・能力・課題の再確認
第2回 学級集団づくりの考え方
第3回 学級経営案についての発表と討論(1)−学級目標を設定する−
第4回 学級経営案についての発表と討論(2)−年間の学級経営計画を考える−
第5回 学級経営案についての発表と討論(3)−学級経営のための具体的方法を考える−
第6回 学級経営案についての発表と討論(4)−保護者との連携について考える−
第7回 学校の今日的課題を考える〜教育におけるICT活用(1)〜教育におけるICT活用の実際 
第8回 学校の今日的課題を考える〜教育におけるICT活用(2)〜ICTを活用した授業の構想(グループワーク)
第9回 学校の今日的課題を考える〜教育におけるICT活用(3)〜ICTを活用した授業の実践(グループワーク)
第10回 学校の今日的課題を考える〜教育におけるICT活用(4)〜授業実践の振り返り(グループワーク)
第11回 教育の現場から学んだことの発表(1)−教員の仕事について−
第12回 教育の現場から学んだことの発表(2)−生徒理解・生徒指導について−
第13回 教育の現場から学んだことの発表(3)−よりよい授業づくりのために-
第14回 教育の現場から学んだことの発表(4)−教科教育の工夫−
第15回 教員という職業に就くこと、まとめ

演習として以下の3つの課題に取り組む。
1.学級経営案の作成と個人発表
2.ICTを活用した授業の構想・教材等の作成と実践
3.教育の現場から学んだことの発表(教育実習体験報告書の中間発表)
事前事後学修として、上記課題の他、授業で紹介した文献を読む。(所要時間平均約120分)
第7回、第15回では外部講師(現職教員等)による研修を予定している。
テキスト
資料を配付する
参考書・参考資料等
授業で紹介する
学生に対する評価
学級経営案発表(30%)、ICT活用授業の構想や教材作成(20%)教育の現場から学んだことの発表(30%)、討論・グループワーク等への取り組み(20%)
備  考
オンラインで実施する場合、MS-teamsを用いた同時双方向型学習を行う。資料配信・課題送受信はポータルで行う。また第7回~10回の授業では、中学校や高等学校で利用されているICTツールを利用して授業実践演習を行う。