教員名 : 信木 伸一
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授業科目名
教育原理
開講年次
1年
開講年度学期
2022年度前期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
C-TL-101L
担当教員名
信木 伸一
担当形態
単独
【科目の位置付け】
教員の免許状取得のための必修科目
科目区分…教育の基礎的理解に関する科目 施行規則に定める科目区分又は事項等…教育の理念並びに教育に関する歴史及び思想 【授業の到達目標及びテーマ】
1【教育の基本的概念を身に付けるとともに、教育を成り立たせる諸要因とそれら相互の関係を理解する。】
(1)教育の意義や目標並びに教育学の要語について、現代の教育課題に即して説明できる。 (2)生徒・教員・家庭・学校について、その本質的な意味と現代における課題を説明できる。 2【教育の歴史に関する基礎的知識を身に付け、それらと多様な教育の理念との関わりや過去から現代に至るまでの教育及び学校の変遷を理解する。】 (1)社会教育及び家庭教育の歴史について概略を説明できる。 (2)近代公教育制度の成立と展開の概略を説明できる。 (3)現代社会における教育課題を歴史的な経緯を踏まえて説明できる。 3【教育に関する様々な思想、それらと多様な教育の理念や実際の教育及び学校との関わりを理解している。】 (1)家庭や子供に関わる代表的な教育思想について、その特質を説明できる。 (2)学校や学習に関わる教育思想について、その特質を説明できる。 (3)代表的な教育家の思想について、その特質を説明できる。 【授業の概要】
教育とは何かについて教育の歴史や思想を踏まえて学び、教育の場の諸事象の本質的な意味を理解する。人間の生き方や社会のあり方への問いとして、教育者としての自らの教育観を形成する。講義の他、課題に対する解決案を提出する活動を取り入れる。教育思想や教育制度について、小テストを課す。
【授業計画】 講 義 内 容
第1回:「教育」の本質 人間の生き方や社会のあり方と教育 (講義)
第2回:教育の目的 「学ぶ」ことの意味 (講義) 第3回:学校教育論1 「学校」とは何か? (講義) 第4回:学校教育論2 「生徒」とは何か? (講義) 第5回:教育思想に学ぶ1 ソクラテス、コメニウス、ロック、ルソー (講義) 第6回:教育思想に学ぶ2 ペスタロッチ、フレーベル、ヘルバルト学派 (講義) 第7回:教育思想に学ぶ3 デューイ、キルパトリック他 (講義) 第8回:家族や社会による教育の変遷 (講義) 第9回:日本の近代教育制度の成立と展開 (講義) 第10回:現代日本の教育政策の動向 (講義) 第11回:子どもたちに身につけさせたいこれからの学力 キー・コンピテンシー (講義) 第12回:「子ども」をどのように理解して、どのような人間に教育するのか? (講義) 第13回:教えるとはどういうことか? 「教える/学ぶ」関係の基本原理 (講義) 第14回:学校教育で何を教えるのか? 大村はまの教育実践を例に (講義) 第15回:社会の変化と教育の課題 子どもたちの生き方とより良き社会の形成に関わって (講義) 各回とも、授業中に提示する課題に取り組みポータルで提出する。また、教科書の授業で指定した箇所や授業で紹介した文献を読む。(所要時間約90分) テキスト
柴田義松・斉藤利彦『教育の方法と技術』(学文社)、文部科学省『中学校学習指導要領(平成29年3月公示)解説 総則編』(東山書房)、文部科学省『高等学校学習指導要領(平成30年3月公示)解説 総則編』(東洋館出版社)
(上記のものは、教育の方法と技術でも使用する) 参考書・参考資料等
文部科学省『中学校学習指導要領(平成29年3月公示)本体』(東山書房)
文部科学省『高等学校学習指導要領(平成30年3月公示)本体』 授業で紹介する。 学生に対する評価
試験成績(70%)、小テスト及び授業中に行う課題における発表(30%)
備 考
質問や相談はMS-teamsのチャットで対応。
オンライン授業の場合;ポータル課題とMS-teamsを用いたリアルタイム授業。 |