教員名 : 名倉 周平
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授業科目名
ドイツ語1
開講年次
1年
開講年度学期
2022年度前期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
G-FL-111L
担当教員名
名倉 周平
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
ドイツ語2
【授業の目的と到達目標】
ドイツ語を学ぶのは初めてという学生さんも多いかと思います。ですので、始めは少しゆっくり目に話を進めていきたいと考えています。講義形式で文法中心の授業とはなりますが、ドイツ語の文法のみならず、ドイツ語圏の地理、生活、文化などにも触れていく予定にしています。授業のテーマと到達目標は以下の通りです。
授業のテーマ:ドイツ語の発音と基礎的な文法を学ぶ。ドイツ本国やドイツ語を話す地域についての基礎的な知識を得る。 授業の到達目標:ドイツ語の発音を一通りできるようになる。 ドイツ語の動詞の変化、および冠詞・名詞の格変化を理解する。 簡単なドイツ語の文を書いたり読んだりできるようになる。 ドイツ語で挨拶や自己紹介ができるようになる。 【授業の概要】
前期ではドイツ語の発音と文法の基礎を中心に学んでいきます。発音はローマ字読みに似ているとよく言われますが、異なることも多々あります。しかしながら、法則を理解すれば比較的容易に発音できるようになります。恐らく英語よりもかなり発音しやすいと思います!!発音を一通り終えた後、文法に入っていきますが、前期では動詞の現在形の変化と冠詞・名詞の格変化が中心となります。最初、文法は複雑に見えるかもしれません。しかし慌てず、ゆっくりと慣れていきましょう!また、その合間にドイツ語以外のドイツでの生活や文化などの話も挟んでいく予定です。内容は日本から伝わったポップカルチャー、ドイツの食べ物や飲み物、ドイツ旅行、ドイツの大学についてなどです。皆さんに少しでも興味を持ってもらえる授業になればと思います。
また、授業の導入として短めの動画(10分程度)を授業前に配信する予定です。視聴は任意ですが、授業前に見てもらうと多少内容を理解するうえで助けになるかと思います。後で試験前などに活用してもらっても構いません。視聴方法は1回目の授業の時に説明します。 【授業計画と授業の方法】
第1回:オリエンテーション、ドイツ語を公用語とする国について、アルファベートの発音など
第1回目の授業は、ドイツ本国やドイツ語を話す国々の紹介を中心に行います。(講義、課題、フィードバック) 第2回:ドイツ語の発音の規則(1)−母音を中心に—、ドイツ語の挨拶 第2回目の授業では、実際にドイツ語の挨拶を声に出して発音してみましょう。(講義、課題、フィードバック) 第3回:ドイツ語の発音の規則(2)−子音を中心に—、ドイツ語の数字、曜日、月など 第3回目の授業も発音を中心に進めていきます。一緒にドイツ語の数字の発音をしてみましょう。(講義、課題、 フィードバック) 第4回:動詞の現在人称変化(1)−規則変化—と人称代名詞(1) 第4回目の授業ではいよいよドイツ語の動詞の性質に触れていきます。また、ドイツにおける日本のポップカル チャーであるマンガを紹介していきます。(講義、課題、フィードバック) 第5回:動詞の現在人称変化(2)−seinとhaben−とドイツ語の語順 第5回目の授業も引き続きドイツ語の動詞を中心に進めていきます。ちょっと変わった?!語順に注目してくだ さい。(講義、課題、フィードバック) 第6回:名詞の性と数 第6回目の授業は動詞をいったん横に置いて、名詞の独特な用法と単数・複数の話に進んでいきます。また、ド イツの代表的な飲み物と言えばビールとワインです。まだ未成年の方もおられるかもしれませんが、ドイツの代 表的な飲み物について紹介していきます。(講義、課題、フィードバック) 第7回:名詞の性と格変化(1)−定冠詞を中心に— 第7回目の授業は名詞と冠詞を中心に進めていきます。名詞の性や格といった独特の用法を深めていきましょ う。(講義、課題、フィードバック) 第8回:名詞の性と格変化(2)−不定冠詞を中心に— 第8回目の授業も引き続き名詞の性や格の話を進めていきます。また、ドイツの首都ベルリンとはどのような 都市でしょうか?そのベルリンの魅力に迫っていきます。(講義、課題、フィードバック) 第9回:動詞の現在人称変化(3)ー不規則変化を中心にー 第9回目の授業では、再び動詞の変化が登場します。少々不規則な変化となりますが、どのあたりが不規則化を よく見てください。(講義、課題、フィードバック) 第10回:命令形 第10回目の授業では、命令形について話を進めていきます。また、ヨーロッパ全体を統合するEUについて触れ る予定です。(講義、課題、フィードバック) 第11回:定冠詞類と不定冠詞類 第11回目の授業では、定冠詞と不定冠詞の仲間について見ていきます。併せて、定冠詞と不定冠詞の復習も行い ましょう。(講義、課題、フィードバック) 第12回:指示代名詞と疑問代名詞 第12回目の授業では代名詞を中心に話を進めていきます。また、ドイツの大学などの教育システムについて触 れていきます。日本とかなり異なりますが、いったいどのような違いがあるのでしょうか?!(講義、課題、フ ィードバック) 第13回:前置詞と人称代名詞 第13回目の授業では、前置詞を中心に話を進めていきます。英語の前置詞との違いに注目してください。ま た、ドイツの代表的な食べ物であるパンやパン職人について紹介していきます。(講義、課題、フィードバック) 第14回:話法の助動詞 第14回目の授業では、話法の助動詞について話を進めていきます。いよいよここで再びドイツ語独特の語順が 登場します。その語順とはいったいどのようなものでしょう?!また、ドイツでの旅行についての触れる予定で す。(講義、課題、フィードバック) 第15回:従属接続詞とこれまでの復習 第15回目はいよいよ前期最後の授業となります。今回は従属接続詞の話を行いますが、再び語順が問題となり ますので注意してください。また、前期の最終試験直前の回となりますので、試験についての解説やこれまでの 復習を行います。(講義、課題、フィードバック) 各回ともに予習・復習、また提出課題を含めて1時間程度の時間が必要となると考えてください。提出課題がある場合は期限までに提出をお願いします。また、課題を不定期で小テストに変更する場合があります。変更する場合は事前に告知しますので、対策を行うようにしてください。 テキスト・参考書
春日正男、松澤淳 『わかるぞドイツ語!みえるぞドイツ! WEB改訂版』、朝日出版社、2022年、ISBN 978-4-255-25451-7
授業時間外の学修
授業中に辞書や参考書、スマホやタブレットのアプリなどを紹介します。また必要に応じてプリント等を配布します。
成績評価の方法と基準
試験:55%程度、課題:30%程度、授業への参加・取り組み:15%程度で総合して判定します。
備 考
①普段からできる限り発音の練習を心掛けてください。発音は言語を学ぶための最も大切な要素です。
②対面授業前に必要に応じて、授業の導入用の動画を配信する予定です。 ③提出課題および小テストはフィードバックを行います。 ④万が一オンライン授業へ変更をしなければならない状況になったときには、オンデマンド方式による授業を行う予定にしています。zoomやyoutube等による講義動画を配信すると同時に文書・写真による解説などをポータルサイトにアップしながら授業を進めていきます。 担当教員の実務経験の有無
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実務経験の具体的内容
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