教員名 : 王 佳子
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授業科目名
民法入門
開講年次
1年
開講年度学期
2022年度前期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
G-SS-103L
担当教員名
王 佳子
担当形態
単独
【科目の位置付け】
教養教育科目のうちの社会科学科目に区分されます。
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
民法
【授業の目的と到達目標】
授業の到達目標
民法上の基本的な概念を理解し、日常生活の中で、「一私人」として、どのような権利を主張することができ、どのような義務を負うのかといった点に関して、知見を広めること。 授業のテーマ 民法全体に通じる考え方を身に着けること 【授業の概要】
この授業は、四つの部分で構成されます。
第一部では、民法の全体的な構造を示します。 第二部では、契約で使われるさまざまな概念について確認した上で、契約で約定した内容の履行を確保するために設けられている制度、その履行がされない場合に採ることができる措置について概観します。 第三部では、権利の客体としての「物」の概念を確認した上で、「物」に対する「権利」の内容を概観します。 第四部では、親族法、相続法における重要な概念について概説します。 【授業計画と授業の方法】
第 1回(講義) 民法の全体像(予習:『ケースではじめる民法』10頁〜22頁 30分)(復習:レジュメ 30分)
第 2回(講義) 自然人(予習:『ケースではじめる民法』23頁〜33頁 30分)(復習:レジュメ 30分) 第 3回(講義) 法人(予習:『ケースではじめる民法』34頁〜45頁 30分)(復習:レジュメ 30分) 第 4回(講義) 契約の概容(予習:民法521条〜696条(見出しのみ) 30分)(復習:レジュメ 30分) 第 5回(講義) 契約の成立1(心裡留保、虚偽表示)(予習:『ケースではじめる民法』65頁〜66頁 10分)(復習:レジュメ 30分) 第 6回(講義) 契約の成立2(錯誤、詐欺・強迫)(予習:『ケースではじめる民法』66頁〜74頁 30分)(復習:レジュメ 30分) 第 7回(講義) 契約の効力(有効要件、無効・取消し)(予習:『ケースではじめる民法』55頁〜64頁 30分)(復習:レジュメ 30分) 第 8回(講義) 代理(予習:『ケースではじめる民法』75頁〜83頁 30分)(復習:レジュメ 30分) 第 9回(講義) 表見代理・無権代理(予習:『ケースではじめる民法』75頁〜83頁 30分)(復習:レジュメ 30分) 第10回(講義) 人に対する権利に関する法規制(予習:民法399条〜724条の2(見出しのみ) 30分)(復習:レジュメ 30分) 第11回(講義) 物(予習:『ケースではじめる民法』46頁〜54頁 30分)(復習:レジュメ 30分) 第12回(講義) 物に対する権利に関する法規制(予習:民法175条〜398条の22(見出しのみ) 30分)(復習:レジュメ 30分) 第13回(講義) 親族法総論(予習:民法725条〜881条(見出しのみ) 30分)(復習:レジュメ 30分) 第14回(講義) 相続法総論(予習:民法886条〜1050条(見出しのみ) 30分)(復習:レジュメ 30分) 第15回(講義) 総括(予習:今までよく理解できなかった部分の整理 30分)(復習:各自のノート 30分) テキスト・参考書
授業時間外の学修
山野目章夫ほか『ケースではじめる民法[第2版]』弘文堂(2011)。近江幸治『民法講義I 民法総則〔第7版〕』成文堂(2018)。増成牧ほか『ナビゲート民法 契約社会を賢く生きるための14章』北大路書房(2019)。
成績評価の方法と基準
課題提出40%、期末テスト60%
備 考
授業を対面で実施していくのか、またはオンラインで実施しているのかについては、大学の活動制限レベルによって変わることが予想されます。
オンライン授業を実施する場合に、Teamsを使います。 また、オンライン授業を実施する場合に、最後の15分を質疑応答の時間とします。授業内容について質問がある方は、Teamsのチャット機能を通じて提示してください。 なお、授業実施形態にかかわらず、Teams上のチャットで随時質問を受け付けます。気軽にご連絡ください。 担当教員の実務経験の有無
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実務経験の具体的内容
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