シラバス情報

授業科目名
生物科学入門
開講年次
2年
開講年度学期
2022年度前期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
G-NS-211L
担当教員名
前田 照夫
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
ヒトを含めて動物の生命活動がどのようなしくみで営まれているのかを理解する。私たちが日常、食べている肉やミルクが動物体内でどのように作られているかを知る。さらに、賢い消費者として現代の農業・食生活、環境の問題などにも関心を持ち、自分の考えを提示することが出来る。
【授業の概要】
前半は基礎的な「生物のしくみ」について、細胞レベルから個体レベルまでの生命を維持するための機能を中心に、遺伝や生殖、成長も含めて学ぶ。後半では、ヒトによる「生物の利用」としての食料生産の歴史と現状、畜産物が作られる動物体内でのしくみ、ヒトの健康と食品の関係などを学びながら、食料生産と環境の関係についても考える。
【授業計画と授業の方法】
第 1回 生命の単位としての細胞(講義、課題、フィードバック)
第 2回 生物とヒトの進化(講義、課題、フィードバック)
第 3回 生命を維持するための物質(講義、課題、フィードバック)
第 4回 栄養摂取のための消化(講義、課題、フィードバック)
第 5回 物質とエネルギーの代謝(講義、課題、フィードバック)
第 6回 個体の恒常性維持: 体液と循環(講義、課題、フィードバック)
第 7回 個体の恒常性維持: 神経とホルモン調節・免疫機能(講義、課題、フィードバック)
第 8回 遺伝子と遺伝(講義、課題、フィードバック)
第 9回 生殖と成長(講義、課題、フィードバック)
第10回 世界と日本の食料(講義、課題、フィードバック)
第11回 動物利用の歴史(講義、課題、フィードバック)
第12回 ミルクを作るしくみ(講義、課題、フィードバック)
第13回 食品の機能と安全性(講義、課題、フィードバック)
第14回 生物と環境(講義、課題、フィードバック)
第15回 まとめ(講義)
第16回 試験

各回授業の事前・事後学習にはおよそ1時間程度を必要とし、課題への取り組みは指示された宛先に指定期日までに提出すること。
テキスト・参考書
適宜、プリント配布
授業時間外の学修
授業で紹介
成績評価の方法と基準
レポート(45%)、定期試験成績(40%)、授業への参加度(15%) 
備  考
レポート課題については、授業で提示
オンライン授業の場合はポータルサイトで資料を配信するオンデマンド授業。課題提出物と回答をもとに各回授業のフィードバックを行う。
担当教員の実務経験の有無
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実務経験の具体的内容