社会保障入門

1年

2022年度前期

2.00単位

G-SS-142L

佐藤　沙織

単独

社会保障制度の基礎を学ぶことにより、幅広く一般教養を身につけるための科目です。

社会保障
社会政策

[テーマ]
日本の社会保障制度の概要を理解する
[到達目標]
１．日本の社会保障制度について基礎的な知識を習得する
２．日本の社会保障制度の課題を把握し、議論できるようになる

どのような人であっても病気や怪我、失業、それらに伴う貧困といった問題に直面する可能性があります。
そうした問題に直面したときに人々が利用しうる制度として国や地方自治体が設けているものが社会保障制度です。
社会保障制度は、誰を対象にどこまで保障するか、誰が費用を負担するか、誰によって提供されているかなどについて、非常に複雑なものとなっています。複雑であるからこそ、いざ問題に直面したときに制度にアクセスしたり利用したりできずに生活基盤が崩落してしまう人もいます。ゆえに社会保障制度についての基礎的な理解はとても大切です。
この授業では各回を通して、日本の社会保障制度の特徴や課題について基礎的な理解を深めていきます。

第１回　イントロダクション

第２回　社会保障の歴史・体系（１）

第３回　社会保障の歴史・体系（２）

第４回　公的扶助（１）

第５回　公的扶助（２）

第６回　社会福祉（１）

第７回　社会福祉（２）

第８回　社会福祉（３）

第９回　社会福祉（４）

第１０回　社会保険（１）

第１１回　社会保険（２）

第１２回　社会保険（３）

第１３回　社会保険（４）

第１４回　これからの社会保障（１）

第１５回　これからの社会保障（２）・授業のまとめ

テキストは特に指定しません。

以下の文献のほか、必要に応じて授業で紹介していきます。
加藤智章・菊池馨実・倉田聡、前田雅子（２０１７）『社会保障法』有斐閣
岩村正彦・菊池馨実・嵩さやか・笠木映里（２０１３）『目で見る社会保障法教材』有斐閣
岩田正美・武川正吾・永岡正己・平岡公一編（２００３）『社会福祉の原理と思想』有斐閣
平岡公一・杉野昭博・所道彦・鎮目真人（２０１１）『社会福祉学』有斐閣

授業への参加度（５０％）、期末試験（５０％）により評価します。
授業への参加度はFormsで実施する復習小テストにより評価します。

進捗状況により内容の一部を変更する可能性があります。
Formsによる復習テストを実施する回はオンラインツール（Teams）を利用していきます。
Forms及びTeams利用回はリアルタイム配信をしていきます。
リアルタイム配信回の凡その予定日は初回の授業で発表するので、受講希望者は必ず初回のガイダンスに参加してください。教員からの連絡に注意してください。

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日本年金機構の職員による実務経験を基にした講演を予定しています。