シラバス情報

授業科目名
経済政策2
開講年次
2年
開講年度学期
2022年度後期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
E-EC-210L
担当教員名
大澤 俊一
担当形態
単独
【科目の位置付け】
教員の免許状取得のための選択科目
科目区分・・・教科及び教科の指導法に関する科目(高等学校 商業)
施行規則に定める科目区分又は事項等・・・商業の関係科目
この授業の基礎となる科目
経済政策1
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
主に様々な環境政策の比較を行い、それぞれの政策についての知識を得ることにより、環境問題の対策としての政策についての論理的な議論、主張ができるようになることを目標とする。
【授業の概要】
環境政策の紹介とその比較を行う。
【授業計画と授業の方法】
第1回  汚染物質排出削減のための政策手段(講義)
第2回  直接規制と効率性(講義)
第3回  自主規制、環境税、ピグー税(講義)
第4回  ピグー税の図による説明(講義)
第5回  ピグー税と効率性(講義)
第6回  環境税の負担(講義)
第7回  ピグー税に必要な情報とボーモル=オーツ税(講義)
第8回  ピグー的補助金と効率性(講義)
第9回  環境税の実態(講義)
第10回 環境政策の実態、国税と地方税(講義)
第11回 排出量取引制度とは(講義)
第12回 排出量取引制度の図による説明(講義)
第13回 排出量取引制度の式による説明、練習問題(講義、課題)
第14回 排出量取引制度、環境税、補助金、直接規制の比較(講義)
第15回 技術の直接規制、情報が不確実な場合の政策比較、京都メカニズムとパリ協定(講義)

各回講義の事前学習には約30分、事後学習には約1時間30分程度を必要とし、課題への取り組みは指示された宛先に指定期日までに提出すること。
テキスト・参考書
栗山浩一・馬奈木俊介著「環境経済学をつかむ〔第4版〕」有斐閣。
授業時間外の学修
武隈慎一著「新版 ミクロ経済学」新世社 2016年。
浅子和美・落合勝昭・落合由紀子著「グラフィック環境経済学」新世社 2015年。
細田衛士・横山彰著「環境経済学」有斐閣 2007年。
植田和弘・岡敏弘・新澤秀則著「環境政策の経済学 理論と現実」日本評論社 1997年。
成績評価の方法と基準
定期試験80%、小テスト20%。
備  考
オンライン講義の場合はポータルサイトの「課題管理」で資料を配信するオンデマンド講義である。その場合は、音声付きパワーポイントとレジメを配信する予定である。
担当教員の実務経験の有無
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実務経験の具体的内容