教員名 : 真田 正幹
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授業科目名
教育課程論
開講年次
カリキュラムにより異なります。
開講年度学期
2021年度前期
単位数
2単位
科目ナンバリング
C-TL-301L
担当教員名
真田 正幹
担当形態
単独
【科目の位置付け】
教員の免許状取得のための必修科目
科目区分…教育の基礎的理解に関する科目 施行規則に定める科目区分又は事項等…教育課程の意義及び編成の方法(カリキュラム・マネジメントを含む。) 【授業の到達目標及びテーマ】
(1)教育課程の意義
一般目標:学校教育において教育課程が有する役割・機能・意義を理解する。 到達目標:1)学習指導要領の性格及び位置付け並びに教育課程編成の目的を理解している。 2)学習指導要領の改訂の変遷及び主な改訂内容並びにその社会的背景(言語能力の育成、いじめや不登生徒並びに発達障害生徒への指導)を理解している。 3)教育課程が社会において果たしている役割や機能を理解している。 (2)教育課程の編成の方法 一般目標:教育課程編成の基本原理及び学校の教育実践に即した教育課程編成の方法を理解する。 到達目標:1)教育課程編成の基本原理を理解している。 2)教科・領域を横断して総合的な学習の時間における探求課題を選択・配列する方法を例示することができる。 3)単元・学期・学年をまたいだ長期的な視野から、また生徒や学校・地域の実態を踏まえて教育課程や特色ある指導計画を検討することの重要性を理解している。 (3)カリキュラム・マネジメント 一般目標:教科・領域・学年をまたいでカリキュラムを把握し、学校教育課程全体をマネジメントすることの意義を理解する。 到達目標:1)学習指導要領に規定するカリキュラム・マネジメントの意義や重要性を理解している。 2)学校評価の主要部分であるカリキュラム評価の基礎的な考え方を理解している。 【授業の概要】
学習指導要領を基準として各学校において編成される教育課程について、その意義や編成の方法を理解するとともに、各学校の実情に合わせてカリキュラム・マネジメントを行うことの意義を理解する。また、課題研究においては、ネット検索や関連図書を基にレポート作成や発表並びに討論を通して課題解決の在り方を深める。
【授業計画】 講 義 内 容
第1回:教育課程の役割と意義
第2回:教育課程の編成原理並びに経営と評価 第3回:教育課程をめぐる課題:読書指導 第4回:教育課程をめぐる課題:生徒指導と教育課程 第5回:教育課程をめぐる課題:インクルーシブ教育と教育課程 第6回:教育課程をめぐる課題:総合的な学習(国際理解教育)と教育課程 第7回:課題研究とグループ討論並びに考察1 (読書指導、生徒指導:いじめ、不登校) 第8回:課題研究とグループ討論並びに考察2 (特別支援教育) 第9回:課題研究とグループ討論並びに考察3 (国際理解教育) 第10回:教育課程をめぐる課題:総合的な学習(環境教育)と教育課程 第11回:教育課程をめぐる課題:総合的な学習(NIE)と教育課程 第12回:教育課程をめぐる課題:学校種接続(小中・中高一貫校)と教育課程 第13回:課題研究とグループ討論並びに考察4(環境教育) 第14回:課題研究とグループ討論並びに考察5(小中・中高一貫校) 第15回:NIE模擬授業とその考察 テキスト
文部科学省『中学校学習指導要領(平成29年3月公示)解説 総則編』(東山書房)、文部科学省『高等学校学習指導要領(平成30年3月公示)解説 総則編』、必要に応じて資料を提示する。
参考書・参考資料等
文部科学省『中学校学習指導要領(平成29年3月公示)本体』(東山書房)、文部科学省『高等学校学習指導要領(平成30年3月公示)本体』、図書館の積極的利用を望む。
学生に対する評価
試験(55%)、レポート発表(30%)、授業への意欲と態度(15%)で評価する。
備 考
資料をよく読むことで復習・予習となる。
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