シラバス情報

授業科目名
編集とデザイン
開講年次
2年
開講年度学期
2021年度前期
単位数
2単位
科目ナンバリング
A-RC-224L/G-HU-224L
担当教員名
小畑 拓也、世永 逸彦
担当形態
オムニバス
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
雑誌制作等の制作プロセスを理解する(企画立案→サムネール作成→取材→執筆→レイアウト→校正)。
文字の可読性や視認性、誘目性などを考慮しながら、その他の構成要素(写真・イラストレーション・表・地図など)との関係性を理解し、
美しく読みやすい、魅力的なレイアウトとは何かを学ぶ。また、WEB サイトやSNS といったメディアとの比較も視野に入れて、
この授業が、「編集とデザイン」=統合された代表として、それらの多様なメディアに関わる時の礎となればと考えている。
【授業の概要】
文章表現のルール、取材・調査と記事、校正の重要性など編集必須項目から基礎を学び、
情報を伝達する雑誌などを例に、デザインの専門家の解説を交じえて、文章・画像・図などを組み合わせ、
美しく読みやすい誌面づくりや、効果的なページ構成への理解を深める。
また、一戦で活躍している、デザイナーなどをゲストスピーカーとして招き、エディトリアルデザインの現状と可能性を探る。
【授業計画と授業の方法】
第 1回 オリエンテーション(授業概要について)
第 2回 小畑:文章表現のルール1(言葉づかいのいろいろ)
第 3回 小畑:文章表現のルール2(文章の組み立て)
第 4回 小畑:文章表現のルール3(禁則処理・約物の使い方)
第 5回 小畑:取材・調査と記事1(取材・調査の手順)
第 6回 小畑:取材・調査と記事2(編集と注釈)
第 7回 小畑:取材・調査と記事3(見出しと物語性)
第 8回 小畑:校正の重要性
第 9回 世永:雑誌の誌面デザインの解説と魅力の紹介
第10 回 世永:ブックカバーデザインの解説と魅力の紹介
第11 回 モリサワ:文字セミナー
第12 回 フォントワークス(藤田):筑紫フォントについて
第13 回 ゲストスピーカー(大悟法):自身のブックデザイン解説
第14 回 ゲストスピーカー(大悟法):書籍・雑誌に見るデザインの流行
第15 回 ゲストスピーカー(大悟法):エディトリアルデザインを軸にデザインを語る

テキスト・参考書
配布資料による
授業時間外の学修
特になし
成績評価の方法と基準
授業への取組み意欲・態度に加えて、小レポートを数回50%+実技50%。
備  考
自分の興味の範疇でよいので編集された雑誌などを研究し、構成や文章表現を学ぶこと。
担当教員の実務経験の有無
実務経験の具体的内容
創作活動、制作活動を行っている芸術家による実習