シラバス情報

授業科目名
比較芸術論
開講年次
3年
開講年度学期
2021年度前期
単位数
2単位
科目ナンバリング
J-IC-302L/A-IC-301L
担当教員名
市川 彰
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
複雑な様相を呈する「芸術」の概念の全体像を伺いながら、「芸術」に対する「イメージ」の成り立ちや、「芸術」を構成する諸々のジャンルや要素などについて理解を深めていただきます。また絵画、書、彫刻、工芸、文学、音楽、映像などといった個々の概念などについて、それぞれの独自性や境界、あるいは隣接する、重なり合う「イメージ」をより明確に把握していただくことを目標とします。
【授業の概要】
各回の講義内容に即した課題シートを提示します。
学問や知識の面での正確性を追求する以上に、みなさん自身が抱いている(と思われる)おぼろげな「イメージ」や感覚に関して、より輪郭をはっきりと捉えられる助けとなれば、と思います。履修生のみなさんには、インターネットなどを検索しながら自主的かつ積極的な学習をお願いします。
【授業計画と授業の方法】
第 1回 ガイダンス この講義で何を学んでもらうか
第 2回 「芸術」と「芸術」を構成する諸要素
第 3回 「芸術」作品、「芸術」の作り手、「芸術」の受容者
第 4回 第1〜3回の振り返りとまとめ
第 5回 絵画と文学と書 絵巻物と詩画軸を例として
第 6回 洋画(油彩画・水彩画等)と「ペインティング」
第 7回 タブロー、挿絵、イラストレーション、マンガ
第 8回 第5〜7回の振り返りとまとめ
第 9回 現代美術と○○美術 対概念あるいは並列される概念とは?
第10回 平面表現と立体表現(1) ミクストメディア、インスタレーションの観点から
第11回 平面表現と立体表現(2) 伝統工芸と現代工芸
第12回 第9〜11回の振り返りとまとめ
第13回 音楽と映像 Music Videoの鑑賞を例として
第14回 映画 構成要素の分析を通して
第15回 第13〜14回の振り返りとまとめ、総括
テキスト・参考書
使用しません。
授業時間外の学修
必要がある時にガイダンス資料や課題シートのなかで提示します。 
成績評価の方法と基準
平常点(課題提出)60%、課題への取り組み40%
提出された課題シートを総合的に評価します。
*試験はおこないません
備  考
インターネットなどを検索して調べるなど、積極的な自主学習をお願いします。 
担当教員の実務経験の有無
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実務経験の具体的内容