シラバス情報

授業科目名
専門演習2a(卒業研究)
担当教員
林 直樹
開講年次
4年
単位数
2単位
学 期
2021年度前期
区分
週間授業
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と概要】
 各自のテーマに基づく卒業論文を執筆することが目的である。教員の助言を適宜得ながら執筆を進め、他のメンバーとの意見交換ないしディスカッションの機会(特に卒業研究中間発表会と最終発表会)を通じて論点を豊富にし、主張の深化ないし充実につなげる。オンラインツールも最大限駆使しながら個別指導を実施し、学生と教員の両者が納得のいく水準まで内容および構成を練り上げる。
【卒業研究について】
 テーマ設定は自由だが、どのようなテーマのもとにおいても、自らの問題意識を明確にしたうえで主張を論理的に構成することを心がけてほしい。思いつくままに書き連ねたり、感情をただ言葉にするだけでは、論文を形づくることはできない。単なる思いつきを創意工夫に改め、自分だけの感情を共感にまで広げるためには、やはり論理の力を借りて他者を説得する必要がある。
 まずは自分のテーマに対する愛着と責任感を持つこと。そして「自分の言葉で語る」ことを心がけること。そこから始めてみてください。
成績評価の基準等
卒業研究中間発表および最終発表におけるパフォーマンスと、卒業論文の完成度(主張が論理的に明確か、主張の裏づけは十分にとれているか、参考文献をふまえて自らのオリジナリティを示すことができているか)で評価します。 
予習・復習へのアドバイス
論文は一日にして成らず。多角的にアンテナを張り、一見無関係に思われることに対しても意識を研ぎ澄まして、知識を蓄えておくこと。そして、毎日こつこつと研究を前に進める努力を怠らないこと。どんなに忙しくとも、頭の片隅に研究のための領域を残しておいてください。 
備  考
論文執筆のルール(剽窃は絶対に不可)を遵守すること。見る人が見ればすぐに分かります。