シラバス情報

授業科目名
経営シミュレーション
開講年次
2年
開講年度学期
2021年度前期
単位数
2単位
科目ナンバリング
E-IN-206L
担当教員名
川勝 英史
担当形態
単独
【科目の位置付け】
教員の免許状取得のための選択科目
科目区分・・・教科及び教科の指導法に関する科目(高等学校 情報)
施行規則に定める科目区分又は事項等・・・マルチメディア表現及び実習(実習を含む)
この授業の基礎となる科目
情報とコンピュータ
次に履修が望まれる科目
経営情報論
【授業の目的と到達目標】
シミュレーション実験により得られた結果をまとめ、この結果に対して考察する力を身につける。
【授業の概要】
シミュレーションは日本語で模擬実験という。これは、実際に実験をすると莫大な費用がかかる、人命に関わるなどの理由で、モデルを作成し、そのモデルを用いて実験することを意味する。ここでは、このようなシミュレーションの概要を説明した後、コンピュータを用いたビジネス系のシミュレーションをいくつか紹介するとともに、Excel等を用いた、在庫管理、待ち行列等に係るシミュレーションについて学習する。
【授業計画と授業の方法】
第 1回 Excelの復習(利息シミュレーション有り)
第 2回 価格決定シミュレーション(1)
第 3回 価格決定シミュレーション(2)
第 4回 損益分岐点
第 5回 乱数(1)(離散確率分布の例)
第 6回 乱数(2)(連続確率分布,特に正規分布)
第 7回 在庫管理シミュレーション(1)
第 8回 在庫管理シミュレーション(2)(EOQや発注点)
第 9回 株価の分析(1)(ローソクチャート,基本テクニカル指標)
第10回 株価の分析(2)(現物取引・信用取引の基礎)
第11回 株価の分析(3)(リスクヘッジの方法など)
第12回 マルチエージェントシステム(1)(入門)
第13回 マルチエージェントシステム(2)(人口社会の構築)
第14回 マルチエージェントシステム(3)(経営分野への応用)
第15回 期末まとめテスト
テキスト・参考書
プリントを毎回配布する。
授業時間外の学修
「シミュレーション」関根智明・高橋磐郎・若山邦紘著 日科技連
「オペレーションズ・リサーチ」中川覃夫・三道弘明著 日刊工業新聞社
成績評価の方法と基準
提出課題・宿題(50%)、まとめテスト(50%)
備  考
・初回の授業から(毎回)ノートPCを持参すること。
 ※WindowsのPCを使用してください(Macなど他のOSの場合は対応しかねますので、自己責任でお願いします)。
・予め資料を配布するので読んでおくこと(欠席した場合には、その回の資料を入手し、課題と宿題を提出すること)。
担当教員の実務経験の有無
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実務経験の具体的内容