シラバス情報

授業科目名
ドイツ語2
開講年次
1年
開講年度学期
2021年度後期
単位数
2単位
科目ナンバリング
G-FL-112L
担当教員名
中村 道一
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
ドイツ語1
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
テーマ:
・基礎的なドイツ語文法を学び、ドイツ語圏の文化について、webを通じて体験し、知識を得る。
到達目標:
・ドイツ語の前置詞の仕組みを理解し,簡単な道案内が理解できるようになる。
・ドイツ語の所有冠詞と親族表現を修得し、家族についての説明が理解できるようになる。
・ドイツ語の鉄道用語を修得し、ドイツ鉄道のweb列車検索システムを利用できるようになる。
・ドイツのクリスマスなど風習について知る。
【授業の概要】
ドイツ語は、言語学的には英語と同じインド・ヨーロッパ語族ゲルマン語派西ゲルマン語群に属す言語で、英語とは兄弟語と呼べるほど極めて近い関係にある言語です。ただし、兄弟ではありますが、英語に較べて発音はかなり簡素、文法はかなり複雑と、だいぶ性格の異なる言語です。この国では、古くから医学や登山用語の中にカタカナ語として取り込まれ(エーカーゲーやシュラフなど)、近年ではマンガやアニメの中の固有名詞としてよく用いられています(メーヴェとかミルヒとか)。
本講義では、そうしたドイツ語の基礎的な文法を、前期と同じくドイツ南部の大都市ミュンヒェンを舞台としたDVD添付の初級総合教本(邦訳タイトル「ミュンヒェンに夢中」……)を用いて、また、ドイツ語圏の文化や風習などについては別途資料を用いて、それぞれ学んでいきます。ま、堅い話はともかく、夏期休暇明けですので、後期はランゲ ヴァイレ ニヒト ゲゼーエン!(久しぶり!)から始めましょう。
*昨年度は対面授業で開始しましたが、1月から新型コロナ感染予防対策として残回すべてオンライン授業となりました。オンライン授業ではオンタイムでの動画による授業実施は困難なため、ポータルを利用したオンデマンドの授業となる予定です。本稿入力時点(1/11)では講義の実施方法について確言できません。
【授業計画と授業の方法】
第1回:講義ガイダンス、辞書・翻訳アプリ・参考書説明、ドイツ語の気象表現
   〜モーゲン イスト エス ハイター〜
第2回:Lektion 5 ドイツ語の前置詞(1)
   〜オーネ バート、ミット バート〜
第3回:Lektion 5 ドイツ語の前置詞(2)、道案内
   〜リンクス、レッヒツ、ゲラーデアォス〜
第4回:Lektion 5 【教科書Dialog・Lesetext】
   〜フォア デム ラートハォス アォフ デム マルクトプラッツ〜
第5回:Lektion 6 ドイツ語の定冠詞類、不定冠詞類(所有冠詞)
   〜イェーダー マン リープト ディーゼ フラォ〜
第6回:Lektion 6 ドイツ語の親族表現
   〜サザエ イスト マイネ シュヴェスター〜
第7回:Lektion 6 【教科書Dialog・Lesetext】
   〜ゲシュヴィスター ショル〜
第8回:Lektion 7 ドイツ語の分離動詞・非分離動詞
   〜アインシュタイゲン、ウムシュタイゲン、アォスシュタイゲン〜
第9回:Lektion 7 ドイツ語の並列の接続詞・従属の接続詞
   〜ヴェン ダス ヴェッター シェーン イスト〜
第10回:Lektion 7 ドイツ語の鉄道用語とドイツ鉄道
   〜アインマール、ツヴァイタークラッセ、ヒンウントツゥリュック〜
第11回:Lektion 8 ドイツ語の話法の助動詞
   〜イッヒ マーク ディッヒ〜
第12回:Lektion 8 ドイツ語の未来の助動詞
   〜イム ナーメン デス モンデス ヴェアデ イッヒ ディッヒ ベシュトラーフェン!〜
第13回:Lektion 8 【教科書Dialog・Lesetext】
   〜ウント ヴァス メヒテスト ドゥ?〜
第14回:Lektion 11 ドイツ語の形容詞(色、味、ほか)
   〜デア アップフェル イスト ロート ウント ズュース〜
第15回:Lektion 11 ドイツ語の形容詞(序数)
   〜ヴィア ズィント イム エアスター シュトック〜
*前期の進度によってはLektion6からの開始となります。内容の重要度からLektion9と10より11を先行して扱います。ただ、対面授業では少し進度が遅くなると思いますので、Lektion11の形容詞まで届かないかもしれません。
テキスト・参考書
アンドレア・ラープ、石井学 他著『ミュンヒェンに夢中 Ich (ハート) M(DVD付)』同学社 2017年 ISBN 9784810207446
授業時間外の学修
辞書、ならびに参考書については、初回講義で資料を用意して説明します。
成績評価の方法と基準
定期試験:50% 提出課題(2回):30% 授業への参加貢献:20%
で判定します。
備  考
講義でスマートフォン(タブレットやPCでも可)を使用し、辞書代わりに使ってもらったり、QRコードで問題解答を閲覧したり、webリンクから動画や音声を視聴したり、webページを検索してもらうことがあります。スマートフォンなどは持参して下さい。また、独和辞書に準ずるもの(電子辞書やアプリを含みます)を所持していれば、それも持参して下さい。
なお、本講義の担当教員は「語学は広く楽しく」をモットーとしています。「可能なら深く」です。それを踏まえた上で、本講義が自分に合うかどうか、初回講義で判断して下さい。
担当教員の実務経験の有無
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実務経験の具体的内容