研究指導（論文指導）

2年

2021年度前期、2021年度後期

4.00単位

吉田　宰

　これまでの研究成果を十分に把握した上で、問題の所在を的確に指摘できるようになる。また独自の研究目的を設定し、目的達成のための適切な研究方法を考える。さらに、仮説を裏付けるために必要な資料を主体的に調査し、適宜軌道修正を図りながら、自らの意見をまとめ上げていく。また自らの考えを論理的かつ分かりやすく文章で伝えることができるようになる。

　研究の構想をよく練り、論文の執筆を円滑に進めるための指導を行う。具体的には、受講者各自の研究テーマに応じて、【１】先行研究のまとめ、【２】問題の所在、【３】研究目的、【４】研究方法、【５】仮説の検証、などの指導をしていく。また受講者同士を中心とした意見交換も行い、疑問点や解決方策などを共に考えていく。さらに、実際に執筆した文章の一部を受講者同士で読み合い、互いに推敲し合うことで、文章作成能力を相乗的に高める。

第１回　ガイダンス：論文執筆までの流れ、執筆における注意事項など
第２回〜第１５回　受講者による発表、共同推敲など

※受講者数を考慮して、適宜講義内容を調整する。

特になし。

適宜指示する。

【１】〜【５】の進捗状況、および授業に対する積極性などを鑑みて、総合的に判断する。

他者の意見をよく吟味し、自分なりの考えを持つ姿勢が強く求められる。