教員名 : 吉田 宰
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授業科目名
日本古典文学特論2
開講年次
1年
開講年度学期
2021年度前期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
担当教員名
吉田 宰
担当形態
単独
【科目の位置付け】
教員の免許状取得のための選択科目
科目区分・・・教科及び教科の指導法に関する科目(中学校専修免許・高等学校専修免許 国語) 施行規則に定める科目区分又は事項等・・・教科及び教科の指導法に関する科目 この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
【授業の到達目標及びテーマ】
一言一句を疎かにしない厳密な読解および主体的な考察態度を身につける。また、自分の意見を聞き手に正しく・分かりやすく伝えるプレゼンテーション能力を習得する。さらに質疑応答を通してコミュニケーション能力を高めるとともに、自らの意見に固執しない、柔軟な修正能力も養う。
【授業の概要】
江島其磧『世間娘気質』を注釈を施しながら精読する。『世間娘気質』は享保2年(1717)序刊の気質物浮世草子で、様々な癖のある娘を滑稽に描いた作品である。本講義では受講者が各自担当箇所について、【1】影印の翻字、【2】注釈、【3】現代語訳、などの発表を行う。また受講者同士を中心とした質疑応答を通して、よりよい発表内容に仕上げるためにはどうすればよいか意見交換をした上で、次回【4】補足発表を行う。
【授業計画】 講 義 内 容
第1回 ガイダンス:江島其磧とその著作に関する概説、発表方法・工具書などの説明、担当決め
第2回 江島其磧に関する先行研究の紹介 第3回〜第15回 受講者による発表 ※受講者の人数や専門領域などを考慮して、適宜講義内容を調整する。 テキスト
底本:広島大学図書館蔵『世間娘気質』(影印)。
※「新日本古典籍総合データベース」(国文学研究資料館)より閲覧可。 参考書・参考資料等
長谷川強校注『けいせい色三味線 けいせい伝授紙子 世間娘気質』(新日本古典文学大系78、岩波書店、1989年)。
学生に対する評価
発表内容や質疑応答での積極性などにより、総合的に判断する。
備 考
参考書(もしくはそのコピー)を各自手元に準備し、予め解説や注釈などに目を通しておくこと。
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