シラバス情報

授業科目名
日本画実習2
開講年次
3年
開講年度学期
2021年度前期、2021年度後期
単位数
14.00単位
科目ナンバリング
A-SJ-301P
担当教員名
中村 譲、鈴木 恵麻、吉原 慎介
担当形態
複数
【科目の位置付け】
教員の免許状取得のための必修科目
科目区分・・・教科及び教科の指導法に関する科目(中学校及び高等学校 美術)
施行規則に定める科目区分又は事項等・・・絵画(映像メディア表現を含む)
この授業の基礎となる科目
日本画実習1
次に履修が望まれる科目
日本画実習3
【授業の目的と到達目標】
日本画実習Ⅰで学んだことを踏まえ、さらに日本画材料の特性を理解し、個性に応じたテーマや表現の獲得を目指す。
【授業の概要】
前期では風景と人物制作課題とともに古典模写を行い、日本画の知識を深める。後期には人物と自由制作、そしてコンクール形式の自由制作課題を行い、自身の到達度を相対評価する。授業計画1回分を同一週内で実施する。
【授業計画と授業の方法】
第1回:【古典模写】宋元画の研究(素材、描画法)、下準備(630分=7時限)
第2回:【古典模写】<上げ写し>表現研究、裏打ち、パネル張り込み(630分=7時限)
第3回:【古典模写】<彩色>描画法の研究(630分=7時限)
第4回:【古典模写】<彩色>仕上げ、提出(630分=7時限)
第5回:【人体デッサン】クロッキー(630分=7時限)
第6回:【人体デッサン】観察による表現、提出(630分=7時限)
第7回:【風景制作】取材、スケッチ、小下図、大下図(630分=7時限)
第8回:【風景制作】画材準備、骨描き、下塗り(630分=7時限)
第9回:【風景制作】描き込み(630分=7時限)
第10回:【風景制作】仕上げ、講評(630分=7時限)
第11回:【人体デッサン】クロッキー(630分=7時限)
第12回:【人物制作Ⅰ】デッサン、小下図、大下図(630=7時限)
第13回:【人物制作Ⅰ】画材準備、骨描き、下塗り(630分=7時限)
第14回:【人物制作Ⅰ】描き込み(630分=7時限)
第15回:【人物制作Ⅰ】描き込み、仕上げ、講評(630分=7時限)
第16回:【人物制作Ⅱ】人物制作Ⅰからの展開 構想、取材、デッサン、小下図等下準備(630分=7時限)
第17回:【人物制作Ⅱ】大下図、地塗り(630分=7時限)
第18回:【人物制作Ⅱ】描き込み、構成や形態の見直し(630分=7時限)
第19回:【人物制作Ⅱ】仕上げ、講評(630分=7時限)
第20回:【人体デッサン】クロッキー(630分=7時限)
第21回:【人体デッサン】観察による素描Ⅰ(630分=7時限)
第22回:【人体デッサン】観察による素描Ⅱ(630分=7時限)
第23回:【人体デッサン】観察による素描Ⅲ、提出(630分=7時限)
第24回:【自由制作Ⅰ】(クラス内コンクール)50号 取材、準備等(630分=7時限)
第25回:【自由制作Ⅰ】〈自由表現〉序盤(630分=7時限)
第26回:【自由制作Ⅰ】〈自由表現〉中盤(630分=7時限)
第27回:【自由制作Ⅰ】〈自由表現〉終盤、仕上げ、順位公表、講評(630分=7時限)
第28回:【自由制作Ⅱ】取材、表現の素材選択、準備等(630分=7時限)
第29回:【自由制作Ⅱ】下塗り、描き込み(630分=7時限)
第30回:【自由制作Ⅱ】仕上げ 2・3年生合同講評会(630分=7時限)
テキスト・参考書
使用しない。
授業時間外の学修
画集等の参考資料を必要に応じて提示する。
成績評価の方法と基準
実習への取り組み姿勢(30%)と、提出作品による理解度・到達度(70%)を総合的に評価する。
備  考
積極的に取材や作品鑑賞をすること。 
担当教員の実務経験の有無
実務経験の具体的内容
創作活動、制作活動を行っている芸術家による実習